市間山・立岩山 田吹登山口より往復(いちまやま・たていわやま)広島県安芸太田町

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2018年10月11日
登山口 →0:50→ 市間山 →0:45→ 立岩山 →0:50→ 市間山 →0:40→ 登山口
全歩行時間 3時間 5分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
 昨日に引き続き広島県の登山を続ける。今日向かうのは安芸太田町の市間山から立岩山への往復。登山口の田吹地区へ向かうには中国自動車道戸河内インターから国道191号を西へ進み、安芸太田町役場前を通過、この先の安芸太田地域支援センター付近を左折し、南西へ続く道に入る。
獣除けの電柵 分岐を右折(クリックで案内)

 この先ひたすら奥へ奥へ進むと田吹集落に入り、集落を過ぎて右折した先に獣除けの電柵が設置されている。この電柵を一旦外して車を奥へ乗り入れ、再度電柵を設置して進む。この先右側に注意していると、分岐へ市間山へ0.6kmの案内見つける。

道路脇へ駐車 市間山登山口

 ここで分岐を右折し、未舗装道をしばらく進むと現れる車止めの場所が田吹地区から市間山への登山口である。当日は先客の車が置かれていたが、この方達は別の登山口から立岩山へ登り、この地点まで縦走する予定とのことだった。

紅葉 急登

 市間山へ1時間30分の案内が立つ登山口を出発、明るい道を進む。登山口付近では紅葉が美しく、これから少し高度を上げれば落葉が目立つ。名残の紅葉を楽しみながら少しずつ高度を上げる。もう少し時期が早ければ、最高の紅葉が見られたようだ。

左自然林、右植林帯と区分されている 名残の紅葉を観賞

 すぐに周囲の自然林が消え、植林帯の急登に変わる。急登をしばらく辛抱していると、進行方向左側が明るくなり、自然林が戻ってきた。青空の下に輝く紅葉はわずかでも美しい。やがて周囲が広葉樹に変われば気持ちの良い落葉の登山道、なんとも素晴らしい道が続く。

頭上の開けた落葉の樹林 市間山山頂

 進行方向の先にはわずかに小高い場所が見えており、もう市間山は近いようだ。ほとんど傾斜を感じない、遊歩道のような道を辿れば、間もなく道の真ん中に三等三角点の置かれた市間山へ着いた。

十方山 立岩山方面

 山頂周囲を落葉の樹林が覆っており、展望は樹林越しとなっている。樹間越しながら北西方向には平坦な十方山がそびえており、昔平坦な山頂に立ったことが懐かしい思い出として残っている。

左右にササの登山道 紅葉

 明るい市間山の山頂を出発、次は南西にそびえている立岩山へ向かって尾根道を進む。快晴の空の下、左右に広がる笹原を眺めながら歩く尾根は最高だ。更に少しずつ下りが続くため、歩行も楽々、ただ歩いているだけで楽しくなる。最近の登山では、このような楽しい気持ちを忘れていたような気がする。

前方に立岩山 坂を下る

 青空と落葉の樹林、思い出したように現れる紅葉、素晴らしい景色を楽しみながら進んでいると、前方に立岩山が現れた。間もなく坂を下り始め、鞍部から登り返す。最後の坂はなかなかきつかった。背後には市間山がとても遠くなっている。

登り返す 背後に市間山

 ピークからわずかに坂を下り左に植林帯を眺めながらわずかに登り返す。すぐに登山道には岩が目立ち始め、イワカガミの特徴的な葉も足下に増えてきた。正面に立ちはだかる大岩の左側から巻いて進み、岩場を乗り越えれば展望広がる立岩山だ。

大岩 岩の上が立岩山

 標識の立つ山頂からは目の前に十方山が近く、眼下には立岩貯水池に広がる紅葉が素晴らしい。紅葉前線が少しずつ麓へ向かっていることが一目瞭然の景色が広がっている。尾根を辿れば市間山が遠くにそびえ、歩いてきた稜線を目で追うことができる。

十方山と立岩貯水池(クリックで拡大) 市間山(クリックで拡大)

 久しぶりの大展望に満足で、パンとカップヌードルの昼食をゆっくり摂る。しばらく山頂から展望を眺めていたが、登山口で別れた登山者が一向に現れないので出発することにした。

バックは十方山 三角点の置かれた山頂

 下山はまず先程の急な坂を下る所から始まるが、登山時と違い帰りは市間山へ向かって登り返すため、快適さには少し欠けた。それでも尾根道歩きはとても楽しい。市間山まで引き返すと、2名の登山者が昼食を終えた所だった。更に下っていると2名の登山者と出会った。この山は人気ある山なのだろう。最後の急な坂が終われば登山口へ到着。楽しい尾根歩きを思い出させてくれた記憶に残る山歩きだった。

市間山山頂
ササの広がる登山道
紅葉
大岩
立岩貯水池と十方山
市間山
紅葉

 前の山 大狩山 を見る

 次の山 高壺山・砲台山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 広島県安芸太田町 市間山  登山口付近のMAP
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