石ヶ岳(いしがだけ) 山口県周南市鹿野町

2005年7月28日(木曜日)

石ヶ岳

登山口 林道終点

ガイド本 中島篤巳著 山口県の山(発行所 山と渓谷社)

登山開始 7:04 山頂到着 8:04 下山開始 8:52 下山終了 9:42

登山時間 1:00  山頂滞在時間 0:48 下山時間 0:50

所要時間数 2:38

 朝4時半に家を出て鹿野に向かい、鹿野から県道9号に入り、高速道路のガード下をくぐって仁保津地区に入る。まずは右に仁保津公民館を見て次に曹洞宗光雲禅寺を見て、更に進んで新川橋手前の分岐を左に入ると左側に仁保津小学校見る。その先の新川橋の下を右に向かい、後は杉ノ河内川沿いを奥に向かって進んで行く。

石ヶ岳の登山口へは電柱の先の民家手前を左折する 無人民家の先に進む

 一番奥の林道終点まで車で行き、登山を開始する。林道をよく見ると林道の最後の所だけ新しく舗装されていた。林道に入るとすぐにゴロ石の道となり右にカーブをする。

林道のカーブの場所に駐車し出発 林道は未舗装となる
   

                            

 周囲には檜の林、両側には笹を見ながら緩やかな林道をゆっくりと進んで行く。坂は緩やかであり、高度はすぐには稼げず、少しずつ登って行くため疲労感は少ない。また、沢が側に流れており涼しげな音を聞きながら登ることが出来る。

林道を登っている 沢で水を飲む

 20分も歩くと木の間越しに石ヶ岳南峰のアンテナを見ることができた。更に3分で東峰との分岐を過ぎる。分岐を左折し進んで行くと、苔むした滑る道となるので転倒しないように注意しながら進む。

石ヶ岳南峰のアンテナを垣間見る 東峰の分岐に到着

登山道の花を観賞する

 林道は段々草が生い茂ってきて歩きにくくなり、雑草を掻き分けながら進むこととなった。更にその先には林道の崩落場所があり、ゴロ石に足を取られないように慎重に進んで行く。崩落場所は二カ所あり、この辺りからの周囲の山の展望が美しい。再び林道には草が生い茂ると同時に、松の木等が倒れているので、障害物を避けながら少しずつ進んで行く。

林道崩落場所を通る 滑る道を進む
林道が狭くなる  山頂への分岐点

 坂が緩やかになってきたと同時に、目の前には笹の道が広がってきた。いよいよ山頂に向かう笹藪との対面となる。背丈以上の笹藪をゆっくりと掻き分け、進んで行くと狭い石ヶ岳山頂に到着した。登山時間は林道終点から丁度一時間だった。

山頂手前の笹藪 石ヶ岳山頂

 山頂の三角点は一等三角点ということで大きく感じた。その後ろには石ヶ岳の登頂プレートがかけられていた。山頂三角点からの展望は全くないので更に笹藪を掻き分けて北に向かうと、展望の岩が待っていた。

更に笹藪をかき分けて北に向かう 石ヶ岳展望の岩

 展望の岩からは北方面に莇ヶ岳と弟見山、南東方面には金峰山らしき山容を見ることが出来た。本日は少しガスが掛かっており、馬糞ヶ岳方面は真っ白になっているのが残念である。展望の岩にて地図を広げ、山の特定をしながら飲むコーヒーがとてもおいしい。

展望の岩からの展望

 しばらく何も考えず至福の時を過ごす。じっくりと展望の岩の下を眺めていると、岩の中に沢山の穴が空いていることが分かった。日射しがだんだん強くなってきたので下山を開始する。

穴の空いた岩 笹藪を抜けて山頂過ごす

 再び笹藪を抜けて山頂を過ぎ、南峰方面を見ると手前にアンテナが立っていたのでそのまま笹藪を掻き分けて行くと、フェンスで囲われた小屋とその先にアンテナを見ることが出来た。本日は南峰方面への縦走をする予定が無いのでそのまま引き返すことにした。

山頂のアンテナの下に行く アンテナの下は笹藪

 再びきつい笹藪を掻き分けて分岐に戻り林道を降りて行く。緩やかな坂を何の心配もなく引き返し、山頂からは50分で下山を終了した。

林道崩落場所を過ごす ホトトギス

 車で県道まで引き返す途中、左側に別荘地のような場所があることが分かった。石ヶ岳は林道終点まで行くことができたので疲労感の少ない登山をすることが出来た。

山頂

展望の岩

展望

ホトトギス

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登山口周辺の地図はこちら 鹿野町石ヶ岳 登山口付近のMAP

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