二ッ丸(ふたつまる)島根県出雲市

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2013年4月29日

登山口 →0:15→ 伐採地 →0:05→ 手前ピーク

 → 0:07→ 二ッ丸山頂 →0:18→ 登山口

全歩行時間 0時間45分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 島根遠征の最終日、本日最初の山は二ッ丸で、出雲市から平成温泉方面へ向かい、岩坪林道に入りくねくねした道を進む。峠を越えて下りたところで左にカーブするので、この右が二ッ丸の登山口である。

出雲側の岩坪林道入口 岩坪神社

 登山口案内の標識もしっかり整備されているので、数回往復すれば必ず見つけることができるが、案内としては非常にしづらい。そこで、もう少し先の乙立地区から向かうコースを採った方がわかりやすい。登山口への起点を出雲市立乙立小学校とすれば、学校前を走る県道162号を出雲市方面へ進む。

乙立町側 岩坪林道入口 大平山登山口

 乙立小学校から道なりに約800m進むと、Y字分岐があり、右は出雲市方面へ続く県道、左は岩坪林道である。ここで左の岩坪林道に入り、約1.2km進むと右に大平山への入口(案内標識有り)がある。

二ッ丸登山口 大平山峠の登山口

 道なりにもう少し(約300m)進むと左に民家があり、この先の右カーブの左側に二ッ丸登山口の案内が置かれている。この登山口までは、岩坪林道を1.5km走ることになる。

 登山口の少し先の左側に広い場所があるので車を置いて登山を開始する。なお、この二ッ丸登山口から更に200m程度出雲市側へ進むと峠に着き、右のカーブミラー付近からは、笈山・大平山へ向かうことができる。

登山口を出発 集塊岩に根ざす木

 さて、今回は二ッ丸登山で、乙立公民館の二つ丸登山道の案内に従い登山道に入る。左に沢を見ながら杉林の中を進むと、大きな集塊岩の上に木が立っている。集塊岩の中から石を取り出そうとしてもしっかりくっついているため、取ることはできなかった。

石垣を見る 階段状に赤土が加工

 山腹につけられた道を進むと、石垣の組まれた場所を過ごす。このあたりで耕作をしていた名残だろうか。やがて進路は右へ変わり、滑りそうな赤土の坂に出る。ここは階段状に赤土が加工されており、補助のロープも渡されているので難なく通過することができる。

伐採地手前 伐採地から神西湖

伐採地から眺める風景

 上の段へ着けば集塊岩をいくつか過ごし、この季節の花の三つ葉つつじの花が美しい。自然林の下を少しずつ高度を上げ、自然林のトンネルを抜ければ、木々の伐採された展望地へ出る。木の間越しながら日本海や神西湖の展望が広がり、最初から明るい風景を眺めることができた。また、出雲北山方面も眺めることができるので、すっきりした天候の時には更に感動が増すものと思われる。

道の駅キララ多伎方面 山頂手前のピークへ向かう

 さて、展望地を出発、尾根道を進む。美しい青葉の下に敷き詰められた落ち葉を踏みしめ、高度を上げる。登るたびに傾斜がきつくなるが、大した距離ではない。やがて平坦な手前ピークへ到着、少し進むと岩の展望地へ着き、前方に二ッ丸の山頂が見えてきた。

二ッ丸 三瓶山

 南西には三瓶山が見えているが少し霞んでいる。岩場からはきらら多伎方面と日本海が見えており、岩上に立つ枯れ松が青空に映えている。岩場には美しい花が多く咲いており、この花は。美しさとたくましさを兼ね備えているようだ。

岩場に咲く花 向かいに大平山と笈山

二ッ丸の山頂手前ピークから眺める風景

 東には大平山と笈山がそびえており、後ほど登る山の山容をしっかりと覚えて置くことにする。手前のピークでしっかり展望に満足したので、山頂目指して出発する。少し青葉の繁る坂を一旦下って鞍部を通過、明確な道を少しずつ進むと立派な枯れ松の下を通過し、すぐに二ッ丸の山頂へ到着した。

二ッ丸手前の枯松 二ッ丸の山頂
道の駅キララ多伎方面 二ッ丸から手前ピークの枯松を眺める

二ッ丸の山頂風景

 樹林の下の山頂からは周囲の展望は木の間越し、三角点はなく、木の横に石杭が立てられているだけのシンプルな山頂である。山頂にて記念撮影の後、下山を開始する。下山途中に手前ピークにそびえる枯れ松を眺める、こちらの枯れ松も美しい姿をしている。この山域では松枯れも多いが、次の松も育っており、まるで世代交代を見せられているような錯覚に陥りそうである。手前ピークを通過し、元来た道を引き返して登山口まで帰り着いた。

神西湖

キララ多伎方面

岩場に咲く花

二ッ丸

手前のピークに立つ枯松

大平山・笈山

 前の山 富山要害山 を見る

 次の山 大平山・笈山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 島根県出雲市乙立町 二ッ丸 登山口付近のMAP

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