古峠山(ふるたわやま)鳥取県日野町

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2015年10月24日

駐車地 →1:00→ 山頂 →0:50→ 駐車地

全歩行時間 1時間50分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 2015年9月のシルバーウイーク後半から再開した鳥取県の山歩き。これは山と渓谷社の分県シリーズ『鳥取県の山』の全ての山頂に立つプロジェクトである。そしていよいよ本日が登山最終日である。

 本日最初に向かうのは、残っている山の中で一番難しいと思っていた古峠山。ところが、日野川からこの山を見上げれば、アンテナが立っていることが分かった。と、言うことは林道が山頂付近までつながっている可能性がある。ただし、本日は霞気味の天気で、展望はすこぶる悪い。従って山頂からの展望は全く望めそうにない。

日野川から眺める古峠山(クリックで拡大) 作業道入口手前の広場(クリックで案内)

 さて、古峠山へ向かうための起点を日野町役場とすれば、役場前の道路を北東方向へ進んで舟場橋を渡り、県道35号を北上する。舟場橋から約2km程度進むと右に広場が現れ、間地トンネル手前の右側には作業道が分岐している。この作業道が古峠山への登山道である。

右の作業道に入る 左前方に間地トンネル

 手前の広場には、石見、出雲、隠岐、及び西伯耆方面から上方へ通ずる出雲街道の歴史などが案内されており、間地峠の茶屋の繁盛ぶりなども紹介されている。さて、この広場へ車を置いて登山を開始する。

地震観測機 植林帯の中を進む

 左前方に間地トンネルを眺めながら舗装道を進み、右にカーブした先の足下に地震観測中の機器を見つける。すぐに左右は植林帯に囲まれ、何の心配も無い舗装道を辿っていると、左に出雲街道の石碑が建っていた。案内には、旧出雲街道間地乢(約五百米)とある。のんびり出雲街道を歩くわけにも行かないので、街道散策は後日の楽しみとする。

出雲街道の石碑 林道古峠山線起点

 すぐに「林道古峠山線起点」の案内を過ごす。このあたりで舗装道は、山頂まで続いているような予感(実際に快適な林道が山頂まで続いていた)、快適な舗装道歩きなので周囲に広がる樹林を眺めながら進む。やがて進路が右へ向く付近で道路幅が狭くなり、足下は一時的だが、ギザギザにデザインされたコンクリート舗装に変わる。

進路は右へ向く コンクリート舗装の道

 この先で頭上に一部紅葉した木を見つけた。カーブミラーを過ごし、左側に石止めの施設を通過。左右を植林帯に囲まれながら進むと、右へ林道が分岐していた。木漏れ日の差す舗装道を辿り、左右の切れ落ちた地点を進む。ここは車で通る際、慎重に進まなければならない場所である。

石止めの施設 左右の切れ落ちた道
明るい自然林 山頂に建つアンテナ

 この地点を過ごせば、左右には自然林が戻り、とても明るい登山道となる。間もなく右へ分岐を過ごし、平坦な舗装道をわずかに進むとアンテナの置かれた古峠山の広場へ到着。舗装道脇には出雲街道の先で見かけた林道の起点に対して終点の標柱が立っていた。

ススキとアンテナ 紅葉

アンテナ横に三角点 展望は霞んでいた

 山頂へは進路を左へ採り、わずかに高度を上げると、中国電力古峠山無線中継所の手前に、角の欠けた三角点が置かれていた。アンテナ付近からは木の間越しながら東方面に展望が広がっている。ただし、当日は霞のため、ほとんど展望は無いに等しい状況だった。唯一救いだったのが、中国電力の無線中継所付近で眺めた紅葉と風になびくススキの原。いずれ展望の広がる日に再訪したいものである。

山頂

紅葉

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 鳥取県日野町 古峠山  登山口付近のMAP

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