吾妻小富士・蕎麦・猪苗代湖・大内宿(あづまこふじ)福島県福島市

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2016年8月7日

浄土平ビジターから吾妻小富士周回 約1時間

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 東北遠征の四日目は休養日に充て、登山はしない予定。そこでまず浄土平・猪苗代湖・大内宿を経由し、最終的には明日登山予定の会津駒ヶ岳登山口のある檜枝岐村へ向かう。

 本日最初に向かったのは浄土平。昨年吾妻山登山を計画した際、こちら側の登山口から登ろうとしたが、登山時間が長そうなので西吾妻山へ変更した。今回は観光を兼ねているので充分時間がある。

吾妻山不動沢登山口 何も生えていない山

 福島市内から県道70号磐梯吾妻スカイラインに入って西へ進む。途中で高湯温泉を通過、更に進むと吾妻山の不動沢登山口へ到着、もう多くの人が登山を始めていた。更に県道を進むと前方に端正な草の生えていない山が見えてきた。この山が吾妻小富士だろう。

火山 浄土平
ビジターセンター 吾妻小富士

 周囲には硫黄の匂いが充満しており、駐車しないよう注意されている。火山特有の美しい風景を眺めながら進んでいると、駐車場の整備された浄土平ビジターセンターへ着いた。吾妻小富士はとてもきれいな形をした山なので、登ってみることにした。多くの人が軽装で登っているので、私もサンダル履きのまま階段へ向かった。

木の階段を登る 眼下にビジターセンター

 少し登って背後のビジターセンターを振り返れば、その先に正しく火山の様相の小山がそびえている。この付近には草も生えておらず、火山性のガスが周囲に充満していることが理解できる。

火口の端へ着く すり鉢状の火口

 階段状の道をゆっくり登れば、わずかで火口の端に着いた。眼下にはすり鉢状の火口底が見えており、なかなか珍しい眺めである。これから時計回りでお鉢を一周する。

お鉢回り 背後も美しい展望

 歩道には火山岩などが散乱しており、周囲の景色を眺めながらの散歩はなかなか楽しい。やがて滑り易い火山礫の道を慎重に進むと、最高点の1707m地点へ到着した。周囲に広がる展望はさすがに高地だけあって、雲も流れるし霧にも覆われる。サンダル履きの登山だが、一応登山の最中に見られる風景を充分満喫することができた。

間もなく最高点 足場の不安定な所を通過

 美しい火山の風景や山頂到着の達成感を感じることのできる吾妻小富士は、身近に登れる名山である。一周回りも後半になれば、生々しい溶岩跡の目立つ場所を通過、この付近の風景も記憶に残るほど美しい。足下は赤みがかった火山岩や火山灰に覆われ、滑り易いので慎重な歩行を続け、まもなくお鉢回りが終了した。

溶岩が露出している お鉢を眺める

 急な坂を下り、ビジターセンターで桃の試食をいただいた。なんとも美味しい桃なので、これはお土産にする。このほかゼリー状の珍しい「ぶどう氷」と言うお土産も購入、浄土平での観光登山を終了した。次の目的地は猪苗代湖観光、その前に会津の美味しいそばを頂くことにした。

しおやぐらで皿そば

 猪苗代湖近くまで下り、「しおやぐら」というそばの店へ行った。混んでいたの40分待ちと言われ、しばらく待って注文した「皿そば」にはとろろと生卵がついていた。待望のそばは、今まで見たことも無いような太麺で、とても美味しく頂いた。

会津磐梯山 湖水浴

猪苗代湖 牛乳屋食堂

 しおやぐらを出発し、猪苗代湖を見学、ここでは海水浴ではなく湖水浴なのだろう。猪苗代湖をしばらく見学し、次は大内宿へ向かう。この途中、昨年夕食を摂った有名な「牛乳屋食堂」さんの前を通った。相変わらずの人気振りで。遅い時間にもかかわらず行列ができていた。

大内宿

大和屋さんのねぎそば

 さて、大内宿だがここは重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、古い町並みが再現されている。萱葺きの屋根を見学後、名物のねぎ蕎麦を注文した。このそばは、ねぎを箸代わりにしてそばを頂くもので、このねぎをかじれば薬味にもなる。とても珍しいおそばに感激した。やがて会津駒ヶ岳のそびえる檜枝岐村へ到着、明るい時間に登山口を確認することができた。

浄土平

吾妻小富士

大谷宿

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 福島県福島市 吾妻小富士  登山口付近のMAP

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