快晴の吾妻山(あづまやま)広島県庄原市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2016年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2016年5月5日 吾妻山ロッジ →0:40→ 山頂 →0:50→ 吾妻山ロッジ 全歩行時間 1時間30分 広島県庄原市の吾妻山、この山には過去2回登っているが、何れも霧や雨にたたられた苦い思いがある。また、前泊して登ろうとしたこともあったが、朝起きると豪雨でとても登る事はできなかったこともある。今回は空気が澄んでいるので、周囲に広がる展望を楽しむことができそうだ。
登山口は休暇村吾妻山ロッジ、ただし駐車地が一杯だったため、キャンプ場の駐車場に車を置きロッジへ向かった。地図を持っていなかったのでロッジでハイキングマップを頂き出発。吾妻山山頂へ1.2Kmの案内を眺めて草原に入る。
北東には吾妻山の平坦な山容が美しい。右に池を眺め、正面に小坊主を見ながらのんびり歩き。周囲を見回せば、草原で休憩している人が多い。小坊主手前から吾妻山までは1km、休暇村からは200mの位置である。足下に咲く花を眺めながら遊歩道に入り、緩やかな傾斜の道を辿る。
前後左右を眺めていると、何れも美しい展望が広がっている。「吾妻山まで600m」の案内を通過する付近より坂の傾斜が増し、岩の露出した道に変わるが、これもわずかの間。すぐに傾斜が緩み、周囲を見晴らす展望地へ着く。
左の小高い峰は福田毛無山だろうか、なんとも美しい山容である。眼下には吾妻山ロッジ、西には先日登った毛無山、大毛無山、その先には猿政山が特徴的な山容を見せている。しばらく懐かしい山々を眺めて吾妻山へ向かう。この先からは少し坂の傾斜が増すが、周囲の展望を楽しんでいれば、あっと言う間。坂を登る度、眼下に広がる展望は更に広がり、頻繁に足が止まる。
それにしても毛無山から大毛無山、更に猿政山へと続く山脈は素晴らしい。特に大毛無山へ向かう大藪には苦労したので、この山脈を眺めることは感慨深い。ここまで歩いてきた登山道を眺める事ができるのも、吾妻山の登山道ならでは。やがて山頂へ着けば、周囲360度のパノラマ。それまで見えなかった北の展望が一気に広がる。
眼下には奥出雲の街並み、北には宍道湖、北東手前には初めて骨折をした思い出の仏山、その先に八岐大蛇伝説の船通山、更に大山や烏ヶ山などを見晴らすことができた。
東から南東にかけては比婆山連峰がそびえ、眼下には雷の下を走った大膳原が明るい。周囲360度に思い出の残る山々が点在している。明るい山頂から再度毛無山、大毛無山、猿政山などを眺めて下山を開始する。
下山は一周回りで南ノ原へ向かうコースを採る。山頂からわずかに下ると左へ大膳原への分岐を通過、この地点から大膳原へは1kmの行程である。左に比婆山連峰、右に毛無山や猿政山、正面には福田毛無山、背後に吾妻山とこれ以上無い展望に囲まれて坂を下る。
やがて周囲の展望が無くなり、樹林の中を進むと、「大膳原へ1.3km、宿舎へ1.2km」の案内が現れる。この分岐を右折し、宿舎方面へ進むと舗装道へ着くので右折する。後は道なりに下っていると、右に池が現れる。ロッジ方面へはこの池の横につけられた道を辿れば近道となるが、私は駐車地へ向かって舗装道を進み、駐車場へ到着した。 JR木次線の亀嵩駅 釜揚げそばと割子そば 連休最後の出雲そばを食べるためにJR木次線の亀嵩駅へ移動、釜揚げそばと割子そばを頂いた。やはり出雲そばは美味しいものである。これで今回の予定は無事終了した。 麓から吾妻山 山頂 仏山・船通山・大山 高野毛無山・大毛無山 比婆山連峰 福田毛無山 前の山 葦嶽山 を見る 次の山 立花山・月見山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 広島県庄原市 吾妻山 登山口付近のMAP |