四国八十八ヶ所霊場 弘法大師の足跡を訪ねる巡礼の旅
1番札所の霊山寺へ参拝。「発心の道場」徳島県の1番から23番札所を巡る遍路旅です。
参拝を始める前に駐車場横の売店(午前8時開店)で、遍路用品を取りそろえることができます。私は納経帳、輪袈裟、白衣(びゃくえ)、さんや袋、数珠、教本、納札を購入。事前に取りそろえておいたろうそく、線香、ライターと併せ、さんや袋に納経帳、残りはリュックに入れて遍路旅に出発しました。
朱塗りの「発心の門」を潜り、一番札所霊山寺の仁王門に立つと気が引き締まります。仁王門を潜り右に大師堂、左には鐘楼堂と多宝塔を眺めます。参道を真っ直ぐ進んで本堂に参拝、続いて大師堂に参拝し、納経所で納経を頂きました。なお、私は次のように最低限の参拝作法をとりました。
ろうそく1本に火をつけ、本堂手前の燈明台の奧に置く
線香3本を香炉の中央に3本立てる
鰐口(わにぐち)を1回鳴らす
納札を納札箱に入れる
お賽銭を賽銭箱に静かに入れる
本堂の脇で合掌し、経本を見ながら以下の要領で読経する
開経偈1遍
般若心経1巻
御本尊真言3遍(本堂のみ・大師堂では読経しない)
光明真言3遍
弘法大師の御法号3遍
回向文1遍
大師堂にも同じようにさんぱいするが、光明真言は唱えない
参拝順は本堂、大師堂のどちらが先でもかまわない
納経帳に頂く納経は参拝後に頂く
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