平成17年 9月11日 山口県百名山の踏破を終えて 平成17年9月11日、私にとって「中島篤巳氏の山口県百名山」最後の山である徳地町の「日暮ヶ岳」に登りました。 健康のためのウオーキングの延長で、ハイキング気分の登山を始めて4年目に入り、山口県百名山の踏破をこの度ようやく完了することができました。 2000年に健康志向のウオーキングを始め、2年間のウオーキングに飽きてきた頃、登山の先輩の大野寿子さんとウォーキングについて話す機会があり、大野さんから山に登るように再三勧められておりましたが、なかなか第一歩が踏み出せずにおりました。 そんな私に運命の日が突然訪れたのは、良く晴れた5月の昼下がり。散歩気分で柳井市の稲荷山公園を目指した事により全てが始まりました。 稲荷山公園には難なく到着し、時間もあることなので次の目標を琴石山に変更し進んで行きましたが、琴石山方面は登山道の工事中だったため、三ヶ嶽に向かうことにしました。 三ヶ嶽山頂からの展望 三ヶ嶽山頂からは瀬戸内海の素晴らしい展望が広がっており、この景色を目の当たりにしたことによって、趣味と健康のためのハイキングが始まりました。 最初の頃は中島篤巳先生の「山口県の山」(旧版)を片手に、「どこの山に登ろうか」と登る山の選定に苦労した事。また、素晴らしい山々に目移りし、下山の最中には次の山の事を考え、木に躓いた事も今では懐かしい思い出となっています。 県外の山最後の「天狗石山」の展望台 中国地方の有名な山々を自分の足で登る事ができる幸せを噛みしめながら登った1年目(02年)は広島県・島根県を中心にした県外の山に夢中になっていましたが、03年の天狗石山の帰りに、これからは地元山口県の山を中心に楽しもうと方向転換をし、このことが山口県の100名山踏破の一因となりました。 山に登れば必ず綺麗な写真を撮り、帰宅後は登った行程を頭に描きながら、印象に残った出来事を少しずつ記録することを楽しみの一つとしていました。また、大野さんが山の写真を見たいとおっしゃるので、山行きの後には必ず大野さんに山の写真を提出していましたが、写真だけでは状況がよく分からないとの事なので、04年3月の四王司山に登った頃から記憶に残った風景等の解説として短いコメントを書き始めました。 おだてられては書き続けてきた原稿がだんだんたまってきた頃、メバルさん・くるめさんにも山の写真と登山のコメントの事を話したところ、HPを開設して載せる事を勧められました。この両人にHPの作り方を教わりながら、一方では過去の登山記録の掘り起こし作業を始めたのが05年(今年)3月の終わり頃です。 登山記の批評は大野さん・写真や誤字脱字等のチェックはメバルさん・HPの企画・校正をくるめさんにお願い?し、皆様に迷惑をお掛けしながらようやく7月初旬に登った山の記録を全て載せることが出来ました。この場を借りて大野さん・メバルさん・くるめさんに感謝を申し上げます。 大星さん、奥様、本日は記念の登山にご一緒して頂きありがとうございました。登頂記念の横断幕にはびっくりすると同時に感激し、忘れられない思い出となりました。この場を借りて御礼を申し上げます。papa様、一緒に登れる日を楽しみに致してしております。 私がこのHPを開設して一番の感激は、「防長山野へのいざない」の著者、金光康資様に、私のHPを訪問して頂いたことです。金光様が訪問された日の感激を私は忘れることはできません。ありがとうございました。 まだまだ山口県には魅力ある山が沢山残っています。県外の山も気分転換のために行こうとは思いますが、当分は山口県の山を中心に登って行きます。今後とも末永いおつきあいをお願い申し上げます。
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