牛頭山(うしずやま)広島県広島市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2009年 1月 4日 登山口の浄水場 →0:15→ 谷 →0:15→ 鞍部 →0:15→ 牛頭山(西峰) →0:10→ 鞍部 →0:10→ 東峰 →0:20→ 谷 →0:10→ 登山口 全歩行時間 1時間35分 今年は丑年、干支の山広島県広島市の牛頭山へ スケジュール通りの年末年始も最終日、時刻は午前10時を過ぎた。さて、これから何処に行こうかと考えていた矢先、「広島県百名山」の著者中島先生より広島の牛頭山に行こうとのお誘い。急いで登山準備をして出発。高速道路を走り広島北インターで下りる。国道261号を右折し、すぐ先にある飯室トンネルを抜け、最初の信号を左折、広島市青少年野外活動センター・こども村を目指して進む。
途中の標識を確認しながら進むと間もなくこども村に到着。施設に掲示されている案内板を眺め、これから向かう畜舎方面を確認する。こども村を少し引き返し、畜舎・農園の標識に従い、南に続く舗装路を進む。間もなく浄水施設手前に牛頭山登山道の標識を見つけたので、この先の広場に駐車し登山を開始する。
立派な牛頭山登山道の標識に従い進むと、右手にしいたけ園を過ごす。周囲には雪が残っており、滑り易いのでストックを取り出し慎重に進む。杉と檜の植林帯の下を進めば、案内標識の多いことに気がついた。これだけ沢山標識が設置してあれば、道に迷うことはない。
足下に猪の足跡を眺めながら進むと登山道は急に左を向き、少し下ることになる。落葉の上に雪の残る登山道は、滑り易いのでますます慎重に下る。間もなく谷に下りれば、登山道は右に向き、これからは東峰と西峰の鞍部に向かって直登する。
足下には滑り易い岩が点在し、雪の残る急斜面となるが、途中からロープが配置してあるのでとても助かる。植林帯の下に渡されたロープと木の根を掴みながら、滑らないよう慎重に登ること15分、東峰と西峰の鞍部に到着。牛頭山は西峰なので鞍部を右折する。
これから先も雪の残る急斜面との格闘が続く。但し、ロープの助けはないため、岩と木の枝・木の根を掴みながら高度を上げて行く。間もなく平坦な場所に着けばここは東第五郭跡、この上で東第二郭跡を過ごせば雪の残る広場、もう牛頭山の山頂は目の前となる。
更にもう少し登れば平坦な牛頭山の山頂に到着、山頂には新しい山頂標識(2007年4月設置)が立っていた。山頂からの展望は素晴らしく、北東方面には牛ヶ首山、龍頭山、野々志山、城山、海見山、可部冠山、南西には武田山、荒谷山、瀬戸に浮かぶ似島、江田島、能美島、宮島と続き、西には十方山、恐羅漢山の展望が広がっている。
牛頭山山頂から周囲の展望 久し振りに地図を取り出し山座同定、約30分を掛けて展望を楽しんだ。周囲が暗くなり、雨が心配になったので下山を開始。慎重に鞍部まで下り、雨の心配が無くなったので、東峰の三角点に向かうことにした。
東峰への道は急な斜面であるが、西峰のような岩が無いため簡単に登ることが出来る。すぐに三角点峰に到着したが周囲には展望が無く、三角点の写真を撮っただけですぐに下山を開始した。
再び鞍部に戻り、今度はロープを伝いながら下山を開始、慎重に急斜面を下り、元来た道を引き返す。しいたけ園を抜ければ登山口に到着、展望の牛頭山は素晴らしい山だった。こども村まで戻り、牛頭山の写真を撮ったら、高いはずの西峰が東峰より低く見えたのは不思議だった。
急な斜面を登る 間もなく鞍部 岩斜面 山頂 海見山 可部冠山 十方山 こども村から牛頭山
登山口周辺の地図はこちら 広島県広島市 牛頭山 登山口付近のMAP |