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→1:00→ JR小屋浦駅
総頭橋交差点を渡り、小森踏切を渡ってJR坂駅まで進み、駅の先の左側の電柱に「頭部ルート坂駅口(ふるさと自然のみち)」の案内が掲示されている。なお、「頭部」は「ずぶう」と読むらしい。さて、案内に従い民家の間を抜けて墓地に出る。豪雨の爪痕の残る場所もあり、いまでもブルーシートに覆われた所を見る。
道なりに進んだ先の丁字路は右折する。この先に掲示された頭部みはらし公園の案内に従い、道なりに墓地の間を抜ける。足下には苔むした階段が続いているが、これがとても滑り易い。そこで手すりを伝いながら高度を上げなければならない。
遊歩道を道なりに進み、ベンチの置かれた休憩所を過ごすと遊歩道は下り傾斜となる。ここで広島市街の展望を眺めることができた。再び墓地に出合い、頭部みはらし公園の案内に従い進路を右へ採る。今度はジグザグに折り返しながら高度を上げ、ベンチの置かれた休憩地を過ごすと苔むすコンクリート階段となる。
この階段を慎重に登れば展望台の置かれた頭部みはらし公園である。眼下に広島湾の展望が広がり、遠くには羅漢山、大峰山など中国山地の山々までも眺めることができる。進行方向の南側を見ると一段高い山がそびえている。頂きが最高点のせんこう頭部だろう。
広場の南の左側に木で作られた囲いのような場所を過ごし坂を下る。竹林を過ぎた先には東屋が建っており、周囲に展望が広がっていた。東の絵下山にはアンテナが建ち、西には広島湾が広がる、休憩するには良い場所である。
南へ向かって滑り易いコンクリート階段を下る。ここには手すりが無いため慎重に下らなければならない。やがて足下は横木の階段へと変わり、墓地が見えてくれば鞍部へ着く。ここで進路を左に採り天狗岩ルートの入口へ向かう。民家前を通過し案内に従い進むと、すぐに天狗岩遊歩道と書かれた登山道入口へ着く。
この先からは擬木階段により整備された遊歩道歩きで、樹林の下を一気に高度を上げる。擬木階段が延々と続くので途中にあるベンチで休憩を摂りながら登るのが良い。途中では時折展望の開ける所もあり、平坦な平岩や展望岩からは広島湾を望むことができる。
展望岩からわずかに登れば本縦走路中の最高峰、標高359mのせんこう頭部へ着いた。ここまで遊歩道入口から約25分の行程である。展望は限定的で北のみ開けており、広島市街などを見晴らすことができる。三角点の置かれた平坦な広場はとても明るく、休憩するには丁度良い。
せんこう頭部から坂を下り、途中では広島湾を見晴らす展望地で小休止を摂る。せんこう頭部からは12分で岩のそびえる天狗岩へ到着、広島湾には金輪島、峠島、似島、江田島などが並んでいる。大きな天狗岩に圧倒されながら、しばらく展望を眺めながら休憩を取った。
天狗岩は南側から眺めると、天狗のように見えるから名前が付けられたのだろうか。角度を変えて眺めると天狗そっくりになる。さて、ここまで来ればもう下るだけ。途中にベンチやテーブルなどが置かれた場所を眺めながら道なりに下山を続ける。
やがて天狗岩の案内の立つ場所で進路は東へ変わり、坂を下れば舗装道へ着いた。JR小屋浦駅への案内に従い進むと、無事に小屋浦駅へ着いた。約30分程度待って電車に乗り込み、10分程度で坂駅へ着いた。坂駅から坂町役場へ移動し、無事に一周回りの登山は終了した。これが2018年最後の登山になるかも知れない。
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