下高山(しもたかやま) 広島県南区似島

2007年 1月28日(日曜日)

下高山

似島少年自然の家 →0:10→ 下高山登山口 →0:20→ 中学校・下高山分岐(残り1200m)

  →0:15→ 残り740m標識 →0:05→ 残り560m標識 →0:15→ 下高山山頂

  →0:15→ 残り740m標識 →0:10→ 中学校・下高山分岐

  →0:15→ 下高山登山口 →0:15→ 似島港

全歩行時間 2時間 0分

 安芸小富士から似島臨海少年自然の家に下り立ち、臨海公園を抜けて港に出る。南正面には江田島が広がり西には下高山が美しい姿を見せている。さあ、これから下高山へ向かうことにする。

南正面に江田島を見る 西に下高山が美しい

 似島臨海少年自然の家の標識を右手に過ごすと道は緩やかに右にカーブしており、間もなく右手に温水プールの施設が見える。この施設は夏場に運営されているそうで、この時期は当然閉館されている。温水プールの少し先の左手には大悲殿と呼ばれる施設があるので観音様にお参りをし、登山の無事をお願いする。

温水プールの施設 似島臨海少年自然の家

 舗装道に戻り少し進むと今度は右手に立派な建物が見えてきた。これが似島臨海少年自然の家である。少年自然の家を右に過ごしながら進むと右手に似島桟橋への分岐が現れるのでこの分岐を右折すると、道はやはり舗装されている。分岐を更に進むとその先は三叉路となっており、右に向かうと先程まで居た展望公園に繋がっており、安芸小富士の展望台コース登山口に着くことになる。

「自然の家」先の分岐を右折する 次の分岐を左折、右は安芸小富士の展望台コースへの道

 分岐を左に取ると安芸小富士登山口・似島桟橋・下高山登山口に向かうことになるのでこの標識に従って左折する。この標識のすぐ先に更に分岐が続き、真っ直ぐ進むと安芸小富士登山口、分岐を左折すると似島桟橋・下高山登山口となる。

すぐの分岐を左折する、安芸小富士へは直進 標識をしっかり確認する

 このあたりには標識が多く、しっかり確認しながら進むことになる。この分岐を左折すると周囲にオレンジ色の八朔を見ながら緩やかな坂を進むことになり、眼下の少年自然の家がだんだん遠くなっている。

右手の墓地の先を右折し舗装道を進む 舗装道に出る手前の標識

 右手に墓地を過ごすと舗装道に出る手前に標識が立ち、分岐を右に取ると似島桟橋、左に取ると似島小学校・中学校、原爆慰霊碑、下高山登山口と書いてある。ここまで来ればもう登山口を間違えることはない。分岐を左に取り、舗装道を進み、道が左にカーブしたところが下高山の登山口である。ここにも当然下高山登山口の標識が立っている。

舗装道に出たら左折する 道が左にカーブしたところが下高山の登山口

 登山道はコンクリートの道であり、落ち葉を踏みしめて坂を上ることになるが快適な道であることには変わりがない。少し進むと道は左に折り返し進んで行くことになる。右手にはクイズポストも有り、「カラスは2種類あり、ハシブトカラスともう一つのカラスの種類は?」等と楽しみながら山歩きが出来るようになっている。

登山口より入る クイズポスト

 このポストは4箇所設置されているので一つ一つのクイズに答えながら行くのも楽しい。間もなく南方面の展望が開け、左手の梅林の中には早咲きの梅の花を見ることが出来たが、まだまだ花の盛りには遠いようだ。

南方面の展望が開けた 早咲きの梅

 周囲に広がるのどかなミカン畑を眺めながら進んでいると途中には椿も咲いている。やはり花を見ながら歩くのは良いものだ。平坦な道をゆっくり歩いていると前方よりたくさんの登山者が下りてきた。数えてみると14人、更に別グループが4〜5名とたくさんの人が下高山に登っていたようだ。

オレンジ色の八朔 椿の花

 しばらく平坦な道を進んでいるとまもなく分岐に到着、そのまま真っ直ぐ進むと中学校に着いてしまうので分岐を右上に取る。この地点には「下高山へ約1200m、60本」の標識が立っている。60本の意味はよく分からないが、この先斜面を登ることになるのでゆっくり歩きとなる。

分岐を右上に向かう 滑りやすい坂を登って行く

 滑りやすい道を慎重に進んでいると西方面には下高山の大岩が見えてきた。いつもの悪い癖で大きな岩を見ると、岩の上に登ってみたいとの気持ちから、歩く速度が速くなってしまう。先程の分岐から10分で「下高山まで740m、37本」の標識の立つ分岐に到着した。右に下山道らしき道を見つけるが少し荒れているようだ。

尾根道に到着、分岐を左に取る 「下高山まで740m、37本」の標識

 分岐から少し進むと右手に木の刈払われた場所があり、この場所が眼下の似島港と安芸小富士を眺める展望地となっている。美しい展望を楽しんでいると中国山地には雪が降っていることが判り、瀬戸内海側の山に登って正解であることを実感した。

展望地より似島港 展望地より安芸小富士を眺める

 更に進んでいると目の前に急な斜面が現れたのでゆっくりと高度を上げて行くことになった。高度を上げて行けば当然背後には安芸小富士の展望が広がってくる。後ろを振り向くと綺麗な安芸小富士が広がっている。やはり堪えられない展望である。

 坂を登りきると下高山までは後560m、少しずつ山頂が近づいてきている。この先一旦高度を下げた後、更に坂を登ることになる。左右には展望が無くなり少しシダの被る道となるが登山道はしっかりしているので大丈夫、シダの茂る滑りやすい坂道を登っていると再び背後に安芸小富士の姿が広がり、同時に北方面の展望も開けてきた。

下高山へ560m標識 シダの茂る滑りやすい坂道を登る

 ゆっくり展望を楽しんでいると先行していた熊野町の方が下高山から下りてこられた。フェリーの時間を聞くと14時30分に似島港を出発するとのこと、その次のフェリーは1時間半後なので多分同じフェリーに乗ることになりそうだ。熊野町の方と別れて更に下高山に向かって進んで行く。

 間もなく下高山手前のピークに着くと西の宮島から北の中国山地・東の絵下山、灰ヶ峰に向かう素晴らしい展望が開けてきた。展望をゆっくりと時間を掛けて楽しむのが最大の贅沢と思っているのでゆっくりと周囲の風景を眺める。

下高山手前のピークから安芸小富士と峠島の展望

下高山手前のピークから宮島方面の展望

 あー本当に素晴らしい展望だ、こんな素晴らしい景色を眺めているとワクワクする。さあ、下高山はもう目の前だ、大きな岩が待っている。急いで岩に向かって進んで行くと・・・・・残念、岩の背が高すぎて登ることが出来ない。横からよじ登る事が出来ないかと思ったが、危険なことは避けて山頂に向かうことにした。

遠くに灰ヶ峰 大岩には登れない

 下高山山頂は平坦な広場となっており、真ん中あたりに三角点がぽつんと立ち、江田島・西能美島を見下ろす場所にはベンチが設置されている。このベンチはボランティアの手により作られたと説明板に書かれていた。ベンチに腰掛けて周囲を眺めると、穏やかな瀬戸の展望が広がっている。

下高山山頂 ベンチに座って展望を楽しむ

 下高山からはまさしく360度のパノラマが広がっており、これこそ求めていた展望そのものである。西に宮島弥山、弥山の右手に大野権現山、その右手に大峯山、大峯山の手前に野貝原山のアンテナが見えている。近々登る予定の極楽寺山はまだ識別できないが、あのあたりという見当はつき始めている。

宮島と廿日市方面の展望

 広島市街には少しずつ雲がかかり始めており、その奥の中国山地には明らかに雪が降り続いている。東の呉方面には雲がかかり始めており、雪でも降っているように見える。今日山名の判明した絵下山・灰ヶ峰にもいずれ登る予定なので、反対側から眺める景色を想像すると嬉しくなってくる。

安芸小富士の向こうには広島市街

峠島と遠くには安芸区の展望

 しばらくベンチに座り込んで江田島と西能美島の展望を眺める。この一時が一番幸せな瞬間なのだろう。時がゆっくりと過ぎて行くことを感じながら眼下を走るフェリーを見ていると、白い波が一筋の線となって流れている。ゆっくり、のんびりした時を過ごしたのでいよいよ下山を開始することにする。

正面に江田島を見る

 周囲の展望を最後に眺め、大きな岩を過ごして下りて行くことになる。眼下にはカキ筏が広がりとてものどかな風景だ。安芸小富士は下高山から見る展望が最高なのかも知れない等と一人で感激しながら下りて行く。

カキ筏が美しい 下高山から眺める安芸小富士

 右手に崖を過ごし、下高山最後の展望地で宮島から安芸小富士に至る展望を眺めた後、明るい道を下りて行くことにした。滑りやすい道を慎重に下りて行くのだが、展望も素晴らしいので歩く速度も当然遅くなる。似島港の見える展望地にてしばらく休憩した後、その先の分岐を右折する。

展望地から似島港と安芸小富士 途中で枯れた木を眺める

 この先は急な坂を下りることになるのでますます歩みが遅くなるようだ。斜面が緩むと再び下山の分岐となり、分岐を左折する。この先は平坦な道なのでようやく安心して進むことが出来る。ミカン畑の展望を眺めながら平坦な道を進み、しばらく進むと梅林を過ぎ、墓地の分岐まで降り立った。

 舗装道を左折し、先程通った少年自然の家の分岐は、下山方向からは似島桟橋への標識となり、墓地を右手に過ごすと舗装道は緩やかに左にカーブしながら坂を下ることになる。間もなく正面に家下(やじた)の町並みが現れ、電柱には似島桟橋の標識が立っている。この電柱は「似島幹54」であり、この先55・56と番号が大きくなるので電柱に従って下りて行けば迷うことはなく、桟橋への標識も親切に設置してあるようだ。

墓地を右に見て進む(右に進めば安芸小富士への道) 家下(やじた)地区に着くと標識が案内してくれる

標識に従って進めば迷うことはない

 細い路地の商店街の中を抜けて出たところは似島桟橋、無事に下高山の登山を終えることが出来た。桟橋の正面には祠が立っているので登山の無事を感謝して参拝をした。フェリーの出航まで時間が余ったので周辺散策、安芸小富士への登山道を確認のため少し進んでみることにした。(安芸小富士の似島港からの登山案内は安芸小富士に記載)

細い路地を抜ける 祠に参拝

 定刻14時30分に第十こふじは似島港を出発、この便は似島学園を経由して行くため安芸小富士を進行方向に向かって右手に眺めながら進んで行く。海から眺める美しい安芸小富士を眺めることが出来てとても幸せだ。間もなく似島学園に着くと再び沢山の乗客が乗り込んできた。

似島港を出港 フェリーから安芸小富士を眺める

 似島学園で行われたサッカー大会が終了したので、関係者が一斉に乗り込んできたそうだ。フェリーが出航し、いつまでも別れを惜しんでいる姿を見ているとなぜか感傷に耽ってしまいそうである。フェリーにて熊野町の方と再会、写真を撮りながらいろいろとお話をすることが出来た。

似島学園桟橋からは沢山の乗船客 似島学園の奇岩

 間もなくフェリーは宇品港に到着、フェリーターミナルにて熊野町の方と別れ、家路を急ぐことになった。と言っても時間はまだ午後3時過ぎ、もう一山登るには時間的に苦しいので登山口の確認をしながら帰ることにした。まずは極楽寺山の平良コース登山口、次は経小屋山の登山口の妹背の滝と宮浜温泉上の登山口を確認、経小屋山の下山後にはべにまんさくの湯に入ることに決めた。また、経小屋山の登山口の少し下には宮浜温泉の源泉があり、硫黄の匂いのするとても体に良さそうなお湯みたいだ。

最後に似島を振り返る 宇品港に接岸する

 最後に似島港から直接下高山に向かう際の道順について以下に記載する。

 フェリーにて似島港に着き、桟橋を下りるとそのまま真っ直ぐ祠の前まで進み右折する。少し進むと左手に山田商店が見えるのでこの店の手前の角を左折する。

桟橋を下りると下高山登山口の標識が立っている 山田商店の手前を左折する

 後は「似島臨海少年自然の家」への標識に従って進んで行けばまず間違えることはない。下高山への登山口標識は「似島港」と「墓地の分岐」からしかなく、途中の標識には下高山登山口の標識が無い事を認識しておけば不安になることはない。

標識に従って進めば迷うことはない

 墓地の分岐に着けばもう登山口まであとわずか、そのまま標識に従って道なりに進めば下高山の登山口に着くことが出来る。

「似島幹54」の電柱を過ごす 墓地を左に見て進むと登山口は目の前に

 下高山に登った後は、墓地の分岐に従って安芸小富士登山口を目指して行くことをお勧めする。

 安芸小富士・下高山はフェリーの出航時間を考えながらバリエーションに富んだ歩き方が出来る素晴らしい展望の広がる山である。

宮島とカキ筏

廿日市方面

江田島展望

峠島

安芸小富士

カキ筏と安芸区方面

 前の山 安芸小富士 を見る

 次の 多賀山(国木) を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 広島市南区 下高山 登山口付近のMAP

登山リスト(あいうえお順)に戻る

登った山のリストに戻る

トップに戻る