鹿ヶ嶽(しかがたけ)山口県萩市中小川

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2022年3月27日
駐車地 →0:50→ 鹿ヶ嶽北峰 →0:25→ 駐車地
全歩行時間 1時間15分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 萩市中小川地区にそびえる鹿ヶ嶽へ向かう起点を道の駅「ゆとりパークたまがわ」とすれば、田万川に沿って県道17号津和野田万川線を南下する。道の駅から約5.5km進むと右に足谷バス停を見てこの先の分岐を右折、田万川に架かる吉ヶ原橋を渡る。
右に足谷バス停を過ごし田万川に架かる吉ヶ原橋を渡る 駐車スペース先の擁壁を過ごすと登山口がある

 そのまま主路をとり右に民家が見える所まで移動する。最初の民家が見えてくれば適当な所で引き返し、この民家先の最初に左側が広くなった場所に車を置く。この駐車地から左上に上がる取り付きを見つけるが、この上には旧耕作地と墓地があるだけなのでパス。左に1ヶ所擁壁を過ごせばこの先の左側に繁る笹の中に登山道が続いている。

入口に笹が目立つが中は歩きやすい
明確な道が続く 目印に出会う

 笹は少し中に入れば無くなり歩きやすくなる。目印テープの続く明確な道を北へ向かって辿っていたが、踏み跡が不鮮明になり、昨日来の暴風により足下に散乱する木の枝が進行を妨げるため尾根道に沿って高度を上げる。

尾根へ向かう 急登なので右へ水平移動し笹ヶ峠の上に出る
笹ヶ峠から続く登山道に合流 見下ろせば笹ヶ峠が近い

 しかしながら急登が続き、足に負担がかかってきたので、水平移動により笹ヶ峠の上で通常の道と合流した。ところが急登は続き、樹木等の手がかりも無いため、滅多に使用しないストックをリュックから取り出しストックの補助により高度を上げる。

急登 樹木等の手がかりが無く、足下が滑る
ぽっかり空いた穴、穴に落ちると登り返すのが大変そう

 ストックの威力は絶大で、面白いほど高度が上がる。やがて左に大きな穴を見つけ、中を覗くがこの中に落ちれば簡単には抜け出すことはできないと思われる。昔の井戸か鉱山の坑道跡かも知れない。

法面手前に堀切 堀切を横から眺める
堀切の上に出る 鹿ヶ嶽南峰は間近
 大きな穴を過ごし、わずかに高度を上げれば明確な堀切に着き、急な坂を横に迂回して登れば、広く平坦な鹿ヶ嶽南峰へ着いた。西には樹間越しに双耳峰の309mの山がそびえている。
パイプの立つ鹿ヶ嶽南峰 南峰から西に双耳峰の309m
北峰へ続く尾根道 スズタケを分けて鹿ヶ嶽北峰へ着く

 南峰から進路を北にとり北峰へ向かってみた。わずかに坂を下れば歩きやすい快適な道が続き、尾根の最後でわずかに高度を上げればスズタケの茂る北峰へ着く。北峰も平坦な広場になっており、明るい山頂である。

平坦な鹿ヶ嶽北峰山頂
樹間越しに須佐高山と行者様 眼下に江崎の街並み

 北に移動し周囲の展望を眺めると、樹間越しに北西にそびえる須佐高山・行者様を眺めることができた。眼下に江崎の集落も見えているのだが全てが樹間越しなのですっきりした展望では無い。

笹ヶ峠 笹ヶ峠から鹿ヶ嶽へ続く急登
笹ヶ峠から下山 植林帯を下る

 北峰から南峰へ戻り下山を開始した。登山時に合流した地点を通過し、214mピークとの鞍部の笹ヶ峠へ着いた。笹ヶ峠から進路を南にとり植林の下を下る。右上には登山時に歩いた尾根コースが見えている。

登山時にとった尾根コース 足下に枝が散乱して歩き難い
明確な道に戻った 横滝バス停付近から鹿ヶ嶽

 足下には昨日の防風により千切れた枝が散乱しておりとても歩き難い。慎重に歩を進めながら坂を下り、登山時に分岐した場所に着いた。この先からは明確な道が続き、駐車地まで引き返した。
 たまたまではあるが、登山時に尾根コースをとったことにより、水平移動は余り勧められないが比較的歩きやすい道を歩いていたようだ。

たまがわ生活バス 横滝バス停付近から眺める鹿ヶ嶽
井戸または坑道跡
鹿ヶ嶽南峰山頂

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県萩市 鹿ヶ嶽 登山口付近のMAP
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