如意ヶ岳 坂水コース(にょいがたけ)山口県美祢市

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2004年11月21日の「日の峯コース」の登山記を見る

2013年6月8日

坂水コース登山口 →1:00→ 山頂 →0:45→ 登山口

全歩行時間 1時間45分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山口県百名山(中島篤巳著)に選定されている如意ヶ岳へ向かう。前回は山王社前を通り、日の峰コースを採ったが、今回は坂水コースを採る。

 登山口である坂水地区の湧水汲み場付近へ向かう起点を山口県立美祢高等学校付近とすれば、高校の前を走る県道31号を長門方面へ進み、最初に嘉万小学校を目指す。左に厚東川の流れを見ながら進むと、やがて進路は北へ向き、嘉万地区に入る。

県道31号を長門方面へ進む 嘉万小学校への入口を右に過ごす

 間もなく現れる門村交差点を直進し、県道36号を進むと右に嘉万小学校への案内が現れる。県道を道なりに進むと右前方に如意ヶ岳が見えてくる。間もなく山王社への入口を過ごし、そのまま県道を道なりに進み、荒神峠を越える。すぐに坂水地区に入り、前方右に名水汲み場が見えてくる。

麓から眺める如意ヶ岳 坂水コース登山口の水汲み場

 この水汲み場が如意ヶ岳坂水コースの登山口であり、この先の県道の左側に広くなった場所があるので車を置いて登山を開始する。名水汲み場で美味しい水頂いてコンクリート舗装の道に入る。なお、作業道には鎖が渡してあり、車で進入することはできない。

作業道を進む 分岐を左折(写真をクリックで別角度)

、左上に巡視路が分岐する。ここで「埋蔵金伝説の如意ヶ岳登山口」の案内を確認して作業道から離れ左折する。

埋蔵金伝説 花尾山

が一旦無くなり、西に花尾山の山頂が見えてくる。巡視路を更に進むと鉄塔が建っており、眼下に集落が点在している。視点を上げれば、天井山から大谷山、大滝へと続く稜線を眺めることができる。このアップダウンの続く稜線歩きはとても懐かしい。さて、巡視路歩きを続ける。

小吹山・大滝 大谷山・天井山

鉄塔下から眺める風景

 鉄塔下を過ごせば、背の高い樹林の下を進む。当然展望はなく、巡視路の広い道を進むだけである。植林帯や自然林の下に続く道はとても歩きやすく、晴れた日には木漏れ日が美しいものと思われる。

苔むす岩が多い

 苔むした岩などを眺め、最初は緩やかに高度を上げるが、やがてジグザグを描き始めると急に高度を上げていることが分かる。しばらく樹林の下を歩き続け、ようやくという感じで二つめの鉄塔下へ着く。ただし、この鉄塔からの展望は木の間越しである。

2番目の鉄塔 滑りやすい急な坂を登る

 鉄塔下で進路を右方向へ変え、急な坂を一気に高度を上げる。足下には滑った跡も見受けられるので慎重に高度を上げる。やがて鉄塔が赤白に塗られたカラフルな鉄塔下に着く。これで鉄塔は三つ目である。

3番目の鉄塔 三角点と石柱

 ここで日の峰コースと合流し、進路を右へ採る。頭上に電柱を過ごし、急な坂を登るとすぐに如意ヶ岳の山頂へ到着する。三等三角点と石柱と祠(伊勢内外太神宮{天照大神}と猿田彦大神を合祀)の置かれた山頂からは周囲に素晴らしい展望が開けている。

天照大神と猿田彦大神の合祀された祠 展望の岩

 本日は少し霞み気味なのが残念だが、東に桂木山、その左側に権現山、更に天井山と続き、木の間越しながら大谷山、大滝など稜線が続いている。南には十南台、その先に嘉万弥山、更に先には荒滝山や日ノ岳が続いている。

桂木山 天井山・権現山

 遠くには東西鳳翩山もそびえており、のんびり休憩を採りながら周囲に広がる展望を眺める。このような展望を眺めていると、時の経つのも早い。また、以前登った際には眼下に見えている山々がどこなのか、さっぱり分からなかったが、最近はこの周辺の山々へ登る機会が増えてきたので、とても親近感の湧く山が多い。

眼下に広がる嘉万の風景

如意ヶ岳の山頂から眺める風景

 山頂にて記念撮影の後、下山を開始。やはり登りが多かった分、下りはあっという間である。なお、お土産は坂水の名水であることは、言うまでもない。

麓から眺める如意ヶ岳

坂水の湧水汲み場

天照大神と猿田彦大神の合祀された祠

三角点と石柱

桂木山

嘉万の風景

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〜シャクナゲ尾根コース を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県美祢市秋芳町 如意ヶ岳 登山口付近のMAP

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