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桑山公園に入り護国神社へ参拝、神社案内には境内地は桑山招魂場と言われ、慶応元年5月に御楯隊士等が訓練の場として開拓に着手し9月に完工。明治3年9月に招魂社を創建し、明治維新殉国の烈士等の英霊が奉祀されている。
護国神社を出発、神社の裏から続く遊歩道に入る。整備された遊歩道を辿れば南に展望の開けた出会いの広場に出る。南東には市街地の先に江泊山がそびえ、右には錦山がなだらかな山容を見せている。
東にはアンテナの建つ大平山が防府市街を見下ろしているように見える。広場を出発し遊歩道をわずかに辿れば右に集いの広場を過ごし、道なりに進むと三等三角点の置かれた桑山の山頂に着いた。
山頂からは周囲360度のパノラマが広がり、東に大平山、反時計回りに矢筈ヶ岳、天神山、右田ヶ岳、西目山、楞厳寺山と続き、この先の西方面は逆光気味となっていた。山頂西は宮内庁管理地となっており、用明天皇皇子の来目皇子仮埋葬地となっていた。
南には錦山、やはり反時計回りに江泊山、大平山と続いている。平坦な山頂から周囲に広がる展望に満足して下山を開始した。元来た道を引き返し、出会いの広場で南に下る道をとる。
擬木の階段の整備された遊歩道を下り鋪装道に合流、ふれあいの広場へ向って左折。護国神社へ戻る途中で遊撃軍墓碑、千城隊等墓碑、長州軍海軍関係墓碑を眺め神社前を通過。石段を登り桑山招魂場碑、整武隊墓碑、御楯隊等墓碑を見学して駐車地まで引き返した。桑山公園はまさに市民憩いの場である。
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