呉麓山(くれろくさん) 山口県光市

2004年 6月 6日(日曜日)

呉麓山 96回目 115座目

登山口 妙見神社先林道

ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない

登山開始 10:45 山頂到着 11:29 下山開始 11:57 下山終了 12:25

登山時間 0:44  山頂滞在時間 0:28 下山時間 0:28

所要時間数 1:40

 朝からの雨が段々晴れてきたので光の虎ヶ岳に向かい出発した。バイクを下松に置き、光市の渓月院から縦走しようと:計画していたが雲行きがよくわからないので途中で大和町の呉麓山に方向を変えて麓の防火水槽まで行き、登山準備をして出発をした。

呉麓山全景 防火水槽横より登山開始
途中の稲荷神社 細い滝を見る

 登山口から呉麓山の写真を撮っていると地元の人が呉麓山への道筋について教えてくれた。舗装道を進むとまず稲荷神社があったのでお参りした。また、その後ろには細い滝が見えた。続いて進むと妙見神社があり、妙見神社にお参りをして未舗装林道に入った。林道は荒れており途中には草がぼうぼうのところもあり、昨日買った鎌が大活躍である。

妙見神社への階段 妙見神社に参拝
妙見神社から見る呉麓山 妙見神社奥の祠
妙見神社先から林道に入る 最初は歩きやすい道
藪道を歩く 柳井方面の展望

 普通では絶対に通らないような藪の道だったが鎌で道を作り進むことができた。道を造りながら進むとNTTの電波塔があり、ようやく林道に合流した。ここからは地道に入り同時に坂道が始まった。これから先の登山道も大藪道であり、坂も急で難渋しながら鎌で道を造り、滑らないよう気をつけて急な坂を登るという大変な重労働により高度を上げていった。

NTTの電波塔の横を抜ける 林道と合流
登山入口の標識が見える 藪道に入る
茨の道を進む 田布施方面の展望

 ふと後ろを振り返ると田布施方面の展望が開けて来たのでもう山頂の近くまで着いたことがわかった。しかしながら藪に付いた水滴が体中にしみこんで靴も服もずぶ濡れの状態となっていた。道が平坦になるとその先にいきなり呉麓山の山頂三角点があり、目の前に展望が開けた。

呉麓山山頂三角点 山頂の標識

呉麓山から光方面の展望

呉麓山からり柳井方面の展望

 山頂からの展望は光方面が大きく広がっており、虹ヶ浜方面がよく見えた。今日登ろうとしていた虎ヶ岳・烏帽子岳方面も大きく広がっており申し分ない展望である。柳井方面は霧がかかっており、展望としては少し悪かったが霧がなければ大島方面まで見えるのではないかと思われた。山頂で濡れた服を乾かし、しばらく双眼鏡で周囲の景色を堪能した後、藪道を下山した。

呉麓山山頂の風景

 登るときに草を刈っていたので帰りは滑らないように気をつけて降りるだけの快適な下山道である。ただし、藪に付いた水滴によるずぶ濡れの状態には変わりがなかった。林道を妙見神社まで下り、バイクで登山口まで戻った。登山口には地元の人がおり、その昔、呉麓山は時間を知らせるための狼煙山で、笠戸島方面に知らせていたと言うことを話されていた。

藪道を下山する 草の茂る道を下りて行く

呉麓山

光方面の展望

↑ 柳井方面の展望 ↓

山頂のツツジ

 前の山 田尻 行者山 を見る

 次の山 真田ヶ岳 を見る

登山口周辺の地図はこちら 呉麓山 登山口付近のMAP

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