笠ヶ岳 石畑峠コース(かさがだけ)山口県下関市

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2012年3月25日の笠ヶ岳・勝陣山周回コースの登山記を見る

2012年10月14日

石畑峠 →0:40→ 三角点 →0:10→ 山頂 →0:10→ 三角点 →0:25→ 石畑峠

全歩行時間 1時間25分

 下関市の山歩き、今回は石畑峠を登山口として笠ヶ岳を目指す。登山の起点をJR川棚温泉駅とすれば、駅前から県道40号を道なりに東へ進む。すぐに進路は南東方面へ変わり、川棚温泉前の交差点を右折する。そのまま県道40号を南下し、次の信号のある交差点を左折、更に県道40号を道なりに進む。途中左側に厚島・響灘展望公園を過ごす。

石畑峠へ向かって左折 馬を見る

 やがて石畑峠へ到着、進行方向右に鬼ヶ城山への登山口が現れ、この先の右側に駐車スペースがあるので車を置く。この駐車地の県道を挟んで反対(北)側が今回の笠ヶ岳への登山口である。

石畑峠コース登山口

 金網の中に石が整然と並べられている場所に向かうと、「笠ヶ岳・勝陣山」と書かれた案内が置かれているので入口は間違えようがない。入口こそ笹に覆われているが、少し進むと踏み跡は確かで、この先右側の疎林の中に入る。

右の疎林に向かう 踏み跡は確か

 進路にはびっしりと案内のテープが巻かれており、少々古い目印だが、しっかりと進路を示している。植林帯の下、少し坂を登ると左方向へ進路が変わる。再び坂を登るが、この先で右斜め方向にヤブが現れる。ここにはロープが渡してあり、少しのヤブを抜ければ樹林の下に出る。更にこの先にも補助のロープが渡してあり、進路は明確である。

ここで直登と迂回路に分岐 ロープの渡された直登方面

 ところで、この場所に至るには、ヤブを避けて右側を大きく迂回する方法がある。私はこの道を帰る時に確認したため、大きく迂回しても、道を間違えることは無かった。登山時に迂回路を取る場合、直登の先の位置を頭に入れて迂回することをお勧めする。

笹藪の先に急登が待っている 岩の多い場所を抜けると尾根の端へ出る

 さて、進行方向にはテープの目印が多く、最初は2本のロープに従って高度を稼ぐ。とにかく本登山中一番の急登なので、滑らないよう、周囲の木々をつかみながら焦らず登る。やがて傾斜が緩めば、尾根の端に飛び出る。

快適な尾根道が続く 展望地へ向かう坂

 この先からは快適な尾根道が続き、一旦ピークを越えれば、平坦な尾根道歩き。ただ歩いているだけで楽しくなるような自然の遊歩道を進むと、前方に坂が見えてくる。急な坂だが、登山最初に経験した坂に比べれば大した傾斜ではない。

展望地横の伐採地 展望地

展望地から眺める風景

 のんびり坂を登っていると、苔むす岩が現れ、その先には伐採された竹林が見えてくる。これは今年春に上から眺めた懐かしい場所である。すぐに響灘や市街を見下ろす展望地へ到着。眼下には豊浦の街並みが広がり、少し霞み加減ではあるが懐かしい風景である。

笹の中の三角点 山頂へ向かう尾根道

 展望を眺めた後、三角点方面へ向かうと、なんと三角点付近は笹の勢いが強く、笹をかき分けないと三角点を見つけることができない状況になっていた。まさに自然の力のたくましさを見せつけられたような気がする。

笠ヶ岳山頂 山頂から眺める華山

山頂から眺める風景

 三角点を越え、次は山頂へ向かってみる。周囲に自然林を眺めながら、緩やかな傾斜の坂を下り、この先で一旦下って登り返せば、水神様の置かれた笠ヶ岳の山頂に到着する。北東には先日登った華山がそびえ、その左側には登山対象では無いことの判明した京ヶ嶽も確認。ひとつ一つの山に想い出がいっぱい詰まっている。

山頂から北の展望 再び三角点

 笠ヶ岳への石畑峠コースが確認できたので、吉見竜王山から鬼ヶ城山、狩音山を経由して石畑峠へ下り、更に笠ヶ岳から勝陣山への縦走もできることが分かった。なお、山頂についての解説は、春の笠ヶ岳・勝陣山の縦走を参考にされたい。

 さて、山頂を出発、三角点を経由し、展望地にて眼下に広がる展望を確認した後、下山を開始する。快適な下山道なので、何の障害もなく、最初に苦労したヤブについても、大きく迂回することにより、安心安全に下山、無事登山口の石畑峠へ到着した。

 次は石畑峠から狩音山、鬼ヶ城、竜王山の山頂を踏み、安岡へ抜ける完全縦走を計画したいと思っている。ただし、私は決して健脚ではない。いわゆる一般的な登山者である私に、この縦走は実現できるものだろうか?。

展望

山頂

麓から眺める笠ヶ岳

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市 笠ヶ岳 登山口付近のMAP

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