十禅寺山(じゅうぜんじやま)岡山県玉野市

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2014年1月12日

九合目向たわ →0:20→ 金剛峰 →0:05→ 日吉神社 →0:10→ 向たわ

全歩行時間 0時間35分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 岡山県の山歩き、岡山県岡山市と玉野市の境界にそびえる怒塚山から金甲山への周回登山の後、次は児島半島の東部に位置する玉野市田井地区の十禅寺山を目指す。登山口へ向かうため、まずJR宇野線の備前田井駅まで行き、次に田井八幡宮を目指す。

麓から眺める十禅寺山  田井八幡宮の鳥居を潜る

 田井八幡宮の鳥居を潜り更に奥へ進み、八幡宮手前を道なりに右折する。するとすぐに一合目赤坂口の案内を見つけることができた。十禅寺山では山頂周遊に時間を取るため、整備された舗装道を車に乗ったまま、九合目手前の広い場所まで進み、登山を始める。

八幡宮手前を道なりに進む 一合目赤坂口
瀬戸内海の展望 九合目の向たわ(写真をクリックで拡大)

 九合目の向たわの手前付近より眼下に広がる瀬戸内海の展望を眺めて登山を開始。すぐに九合目の向たわへ着く。入口の案内には十禅寺山の地名について、天台宗の守護神十禅師権現に由来するものと考えられていること。平安時代にはここ一帯の山上に寺院が開かれ、一時はその数が十坊あったと伝えられている。金剛峰、不老峰、西光峰、中将峰などの峰々の名は、これらの山上伽藍の呼び名に由来している事などが記してある。

中将峰(写真をクリックで拡大) 落ち葉の堆積した道

 さて、今回は一周回りの散策をするために、「中将峰を経て金剛峰」の案内に従い分岐を左に採る。コンクリート舗装の坂道を進むと最初に出てくる案内が標高211.9mの中将峰。この先ほとんど平坦な道を進み、右にベンチの置かれた休憩所を過ごす。するとコンクリート舗装の道の上には落ち葉が大量に堆積しており、さくさくと気持ちの良い音を立てながら坂を登る。

東屋の建つ西光峰 不老峰

 間もなく東屋の建つ標高238.1mの西光峰へ到着、ここからは木の間越しながら、直島方面の展望が広がっている。西光峰を出発、平坦な尾根道を辿って更に奥へ向かうと、標高235mの不老峰を過ごし、更に奥へ向かえば、広く平坦な十禅寺山の山頂の金剛峰へ着く。

平坦な十禅寺山の山頂の金剛峰と三角点(写真をクリツクで拡大)

 三等三角点は山頂奥に置かれており、周囲は木々に覆われて展望を得ることはできない。山頂のベンチで小休止を取った後、次は東方向へ移動し日吉神社を目指す。山頂の金剛峰から西へ移動、入口の案内には、「日吉神社 元川 大藪」方面と案内されている。

日吉神社大鳥居 竹藪の下を進む

 道なりに坂を下ると、すぐ左に元川・駿河池方面が分岐する。ここでは道なりに日吉神社を目指して西方面へ進む。左に日吉神社の大鳥居が見えており、近くで眺めると、とても立派な鳥居であることが分かる。さて、日吉神社の案内に従い竹藪の中につけられた道を進むと、竹藪の中に立派な神社が建っていた。

日吉神社へ参拝

 拝殿、本殿としっかりした造りで、このようなへんぴな場所にありながら、未だにその偉容を誇っている。まさに素晴らしい神社である。日吉神社で多くのお願いなどをし、登山口を目指す。先ほどの分岐まで引き返し、今度は「向たわを経て赤坂口登山口」方面へ進む。

登山口へ向かう  登山口手前の耕作地

 左右に繁る竹藪を眺めながら細い道を進む。この付近には案内標識がしっかり置かれているので道に迷ったり不安になることはない。廃屋などの横を通り抜けると、やがて明るい耕作地に飛び出る。そのまま道なりに進み、最後に少し坂を登ると九合目の向たわへ着く。これで一周回りの十禅寺山の周回は終了である。麓に下りる途中に眺める瀬戸内海の風景は、とても美しいものだった。

瀬戸の風景

山頂

日吉神社

 前の山 怒塚山・金甲山 を見る

 次の山 常山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 岡山県玉野市 十禅寺山 登山口付近のMAP

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