浄天山(じょうてんやま)山口県下関市小串

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2012年2月26日

ビニールハウス横 →0:07→ イノシシ除け扉 →0:13→ 林道分岐登山口標識

 →0:07→ 登山口 →0:28→ 展望地 →0:13→ 浄天山山頂 →0:23→ 登山口

 →0:05→ 林道展望地 →0:24→ イノシシ除け扉 →0:07→ ビニールハウス横

全歩行時間 2時間 7分

 JR山陰本線の湯玉駅前から国道191号を南下して小串地区に入る。左にバス停の小田、右に山陰本線の堂道踏切を見て分岐を左折。この先に猿田彦を祀る石碑があるので立ち寄ると、石碑の先には浄天山がその特徴的な山容を見せている。

小田バス停先、堂道踏切の向かいの分岐に入る 猿田彦の先に見える浄天山

 次の分岐を左折、左にビニールハウスの建つ付近で、右側に車を置くスペースを見つけた。鉄柵の有る場所までは少し距離があるものの、安全な場所に車を置き登山を開始する。何の心配もない舗装路を進むと、周囲にはイノシシ除けのトタンが多く置かれていることに気づく。

猿田彦の先の分岐を左折 周囲にはイノシシ除けのトタンが目立つ

 すぐに道路を遮断する鉄柵が現れるが、横を抜ければそのまま奥へ進むことができる。この先未舗装道が続くけれど、別に何の問題もなく、あの鉄柵さえなければそのまま車で進入できるのに・・・、等と思いながら緩やかな傾斜の坂を進む。間もなく林道が左に分岐する箇所で、立派な浄天山登山口の標識が現れた。

イノシシ除けの鉄柵(車で進入可能) 平坦な道を進む
登山口の案内(この付近に駐車可能) 登山口への案内

 登山後に公民館へこの鉄柵について問い合わせたところ、鉄柵はイノシシ除けの柵で、扉を開けて車で中に入ることができるそうだ(必ず扉は閉めること)。従って、この場所までは楽々進入することができることが解った。これだけでも約20分の時間短縮となる。

快適な林道を進む 浄天山登山口

 さて、分岐を左折し、平坦な林道を進むこと7分で浄天山の登山口へ到着した。登山口には補助のための杖が用意され、休憩用のベンチが2つ置かれている。また、展望台まで150mと案内されているが、これは下山時の楽しみとする。

檜林の下に続く登山道 補助のロープの設置された道

 登山口を出発、檜の植林帯の下を進む。登山道はよく踏まれた感じで、斜面には補助のロープが渡されている。それにしても、なんと整備された登山道だろう。歩きやすい登山道に感激しながら歩を進める。

快適な尾根道 木の間越しの展望

 すぐに尾根に着き、背後を振り返れば木の間越しながら鬼ヶ城、小串の街並みなどの展望が広がっている。穏やかな響灘を眺めながら、快適な尾根道歩きが続く。この登山道はよく整備されており、ただ歩いているだけで楽しくなる。

目印のつけられた道 時にワイルドな道もある
山頂まで500m地点 岩の展望台

 山頂まで500m地点から少し右方向へ寄り道すると、そこには岩の展望台があり、岩の上に立つと狩音山に鬼ヶ城、眼下には小串の街並み、甲山の先には響灘に浮かぶ蓋井島、手前には男島に女島などの素晴らし展望が広がる。

展望地から眺める小串地区と響灘

 本日はあいにくの曇り空だが、晴れた日にはコバルトブルーの響灘の上に浮かぶ島々。それはまるで宝石のように見えることだろう。最後に、これから向かう浄天山の山頂部を確認、感動の展望台を出発する。

岩場にはローフが渡されている 左右にシダが続く

 この先岩場などもあるが、しっかり補助のロープが渡されているので安心して登ることができる。すぐに「休憩所」と案内のある場所に着き、背後を振り返れば樹林の先の響灘には蓋井島が美しい。

左の尾根には風力発電施設 山頂は間近

 左右にシダの繁る道を進むと、左には風力発電施設のプロペラが緩やかに回転し、のどかな雰囲気を味わう。自然林の下に続く急な斜面を進めば、残り100m、50mの案内をそれぞれ通過。

浄天山山頂

 足下に岩が増えてくれば間もなく平坦な浄天山の山頂に到着。三等三角点の置かれた山頂には浄天山の山頂標識が立ち、いままで何度も励まされてきた狩音山、鬼ヶ城が美しい。響灘に浮かぶ蓋井島に男島、女島も山頂から眺める風景は一段と素晴らしい。

浄天山の山頂から眺める展望

 東には風力発電施設が見えており、このまま縦走してみたくなる。また、北には木の間越ながら鯖釣山と城山、その先には杖坂山が特徴的な山容を見せている。展望広がる山頂にてしばらく休憩した後、確かな踏跡を辿って少し東方面へ向かってみる。

鯖釣山方面 風力発電施設

 一旦鞍部に下り、登り返そうかと思ったが、この先からの道は少し荒れ加減に見えた。この先へ進む縦走は、次回のお楽しみとし、浄天山まで引き返した。そのまま下山を開始し、快調に登山口まで下り立った。「展望台まで150m」の案内に従い林道を西へ向かってみると、わすが5分で林道の終点へ到着。

展望地 展望は木の間越し

 ベンチの二つ置かれた展望地から小串方面を眺めるが、すでに木々の背が高くなっており、残念ながら木の間越の展望となっている。ただし、浄天山は目の前にそびえており、この場所は浄天山を間近に眺める展望地となっている。ベンチに腰掛け、豪華昼食を摂った後に展望地を出発。のんびり登山口まで引き返した。浄天山は登山道の整備された展望の素晴らしい山である。

登山口までの案内

麓から眺める浄天山

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市 浄天山 登山口付近のMAP

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