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２００２年９月１４日　展望台登山口からの登山を見る

２００８年３月１５日　城山登山道の登山を見る

全歩行時間　２時間２０分

登山行程図（地図をクリックすると拡大）

　岩国市の城山へ向かう。城山へは登山初年度の２００２年に展望台登山口から登り、城山登山道を周回した。２回目は２００８年で、この際には逆回りの登山だった。今回の登山口は以前とは違う吉香公園である。

ロープウエイ山麓駅駐車場を出発	白山比�盗_社手前を左折

　岩国城ロープウエイの山麓駅横駐車場を出発、北に見える岩国美術館前を右折、白山比�刀iしらやまひめ）神社手前から左へ続く遊歩道へ入る。登山前に白山比�盗_社へ参拝しておくが、その手前には錦川水神社が祀られていた。この白山比�盗_社は、１５５９年に加賀国の白山神社の分霊を移し祀ったものと伝えられ、通称白山神社と言われている。

白山比�盗_社（ｸﾘｯｸで拡大）	擬木階段

　さて、遊歩道に入り、擬木の手すりに従って小川に架かる橋を渡り、右に白山比�盗_社を見ながら北へ進む。すぐに擬木の階段が現れ、道なりに進むと直進方向と左への分岐へ着く。この分岐手前には保安林の案内が置かれていた。なお、左側の遊歩道を進むと、ロープウエイ山頂駅から少し下った位置の舗装道の途中に出る。この道は下山の際に使用する予定である。

分岐は直進	次の分岐を左折（ｸﾘｯｸで別角度）

　この分岐を東へ向かって直進、横に建つ案内には岩国城または日本庭園へ続く道と書かれている。少し坂が下りにかかるところで、折り返すように左上に続く分岐があり、分岐起点には「ひぐらしの道・日本庭園」の案内が置かれている。この分岐を左折すれば、すぐに左右の分岐が現れるが、どちらを採っても何れ合流する。

左右の道は先で合流する	灰皿の置かれた場所を通過

　　右道は折り返しながらの道で、平均的に急登が続く。足下には落ち葉が多く、滑らないよう注意しながら登ることになる。左道は足下に木の根などが目立つ道をほとんどまっすぐ北西方向へ進み、終盤で一気に高度を上げる。着いたところは少し平坦な広場で、灰皿が置かれていた。

大岩鑑賞	石組みを過ごす

　さて、この先からは北東へ向かって尾根道歩きが始まる。足下には木の根が目立ち、いくつかの大岩を眺めながら自然林の下を進む。やがて右に石垣の組まれた場所を通過、この上は郭跡のように平坦である。明確な踏み跡を辿りながら高度を上げれば、やがて直進方向と右の分岐に着く。

分岐を岩国城へ向かって右折	左ﾛｰﾌﾟｳｴｲ山頂駅、右岩国城

　直進方向を採ればロープウエイ駅へ続く道へ出るため、城跡へ向かう右道を採る。すぐにお城の石垣が現れ、岩国城へは右、ロープウエイ駅へは左折となる。まずは岩国城へ向かって分岐を右折、大勢の観光客とすれ違うが、大きなリュックはこの場所では不似合いである。

岩国城（ｸﾘｯｸで拡大）	眼下に展望が開ける

　間もなく岩国城へ到着、出丸跡から大手門を潜り、催し物広場の先にそびえる岩国城は青空をバックに美しい。お城の前の展望園地から眼下に広がる展望を確認、錦川と岩国市街、瀬戸内海等が一望である。岩国城前から右回りで天守閣下を一周。二の丸跡へ引き返し、大手門を潜って今度はロープウエイ駅へ向かう。

からくり時計（ｸﾘｯｸで拡大）	展望（ｸﾘｯｸで錦帯橋）

　先程分岐した地点を通過、そのままコンクリート舗装の道を南西方向へ進むと、賑やかなロープウエイ山頂駅へ着く。駅前の広場中央にはからくり時計が置かれており、一定時間毎にメロディーが流れている。山頂駅から眼下を眺めれば、岩国錦帯橋空港、米軍岩国基地、錦川に架かる錦帯橋、瀬戸内海に浮かぶ倉橋島や周防大島などが一望である。ベンチに腰掛け、小休止を取った後、城山散策を続ける。

南へ向かう	舗装された道を進む

　ロープウエイ駅を出発、南へ続く舗装道を辿り、三角点の置かれた城山山頂の姉ヶ山を目指す。南を眺めると一段高いところへアンテナが建っている。右に護館神の案内を確認して広い作業道に入る。途中にはベンチも用意されており、疲れた場合には小休止を取ることができる。

携帯電話のアンテナ群を過ごす	左展望台　右護館神

　ほとんど平坦な道を進んでいると、右にＫＤＤＩ、ソフトバンク、ＮＴＴドコモのアンテナを順番に過ごす。この先で少し坂の傾斜が増し、道なりに進んでいると進路は左へ変わる。正面には護館神へ続く石段が現れたので立ち寄ってみる。

護館神へ参拝　ご神体は岩全体（ｸﾘｯｸで拡大）

　手前に立つ案内板に護館神は石切場跡に祀られたことが説明されていた。木製の鳥居を潜り、不安定な石段を登れば朱の鳥居が迎えてくれた。鳥居を潜り、護館神へ参拝、ここでは岩全体がご神体なのだろう。沢山のお願いをした後、元来た道を引き返し、展望台への案内に従い南へ向かう。

足下の細い場所を通過	岩国市街が一望の展望地（ｸﾘｯｸで拡大）

　よく踏まれた道を進むと、大岩が右に立つ細い道を通過、この先で頭上を覆っていた樹林が切れ、明るい場所に出る。すぐに自然林が頭上を覆い、少し進むと右側から護館神の奥の院より続く道と合わさる。この先からは電柱の下につけられた道となり、少しずつ高度を上げる。時折日の差す道を辿れば、展望台へ着いた。

途中で護館神へ続く道と合流する	展望台へ続く遊歩道

展望台と眼下に広がる風景

　眼下には岩国駅や岩国錦帯橋空港、米軍基地等が一望で、瀬戸内海には阿多田島、能美島、大黒神島、倉橋島、周防大島等などが浮かんでいる。展望台から南西方面へわずかに進むと、先ず左に御庄へ続く分岐を過ごし、この先のアンテナ手前に三等三角点を見つけた。アンテナ施設からは高照寺山や玖珂の蓮華山などを眺めることができた。

三角点	高照寺山（ｸﾘｯｸで拡大）

　展望台まで引き返し、元来た道を辿ってロープウエイ山頂駅まで引き返す。何も心配のいらない登山道なので、安心して戻ることができた。ロープウエイ駅からは紅葉谷公園へ向かう舗装道（城山登山道）に入る。ここで、左側に気をつけていると、折り返すように左下に向かう道が見えてくる。この起点には手製の案内により、「吉香公園、白山比�盗_社」への案内が掲示されていた。

城山登山道に入る	分岐を左折し遊歩道に入る（ｸﾘｯｸで別角度）
快適な遊歩道を下る	分岐を右折すれば白山比�盗_社

　この案内に従い分岐を左折する。すぐに保安林の案内を過ごし、ジグザグつけられた道を一気に下る。踏み跡は確かなので道に迷う心配は無く、あっと言う間に高度が下がる。わずかな時間で最初に通過した地点と合流、分岐を右折すれば、白山比�盗_社前を通って吉香公園へ着いた。

城山

白山比�盗_社

岩国城

ロープウエイ山頂駅とからくり時計

錦帯橋

護館神

岩国市街の展望

蓮華山

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歩いた足跡　　

登山口周辺の地図はこちら　山口県岩国市　岩国城山　　登山口付近のＭＡＰ

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