今山(いまやま) 山口県山口市

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2023年2月5日
平清水八幡宮 →0:03→ 登山口 →0:25→ 多聞寺跡 →0:10→

 今山山頂 →0:30→ 登山口 →0:03→ 平清水八幡宮

全歩行時間 1時間11分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山口市の今山は山口大学の南東に位置する山で、山頂の西の肩付近に真言宗の古刹多聞寺跡が残っている。登山口は山口大学の南に位置する平清水八幡宮で、駐車場に車を置いて八幡宮へ参拝、その後左の作業道を南に進み中国自動車道に架かる清光橋を渡る。
平清水八幡宮入口 平清水八幡宮へ参拝
中国自動車道に架かる清光橋を渡る 登山口を出発
中央が掘られた道へ進む 六丁の石仏

 橋を渡ったところの左右の広い所にも駐車できるので、登山時間を短縮をしたい場合はこの付近に車を置くと良い。さて、作業道を離れて山道に入る。中央の 掘れた道を道なりに進むが、まるで遊歩道のように歩きやすい。しばらく道なりに進んでいると左に六丁の石仏が現れる。

樹間越しに山口大学方面 遊歩道のような道
十丁の石仏 快適な道が続く

 この先で樹間越しながら山口大学や中国自動車道などの展望を眺めることができた。明るい登山道を快調に進むと左に十丁の石仏を過ごす。坂の傾斜も緩やかなので何も心配のいらない登山道が続く。

穴の中の石仏 多門寺跡へ向かう
手水 多聞寺跡

 やがて今山へ続く急登が現れるが、先に多聞寺跡へ向ってみる。右の穴の中に祀られた石仏を過ごし、多聞寺跡の案内に従い平坦な道を東へ進む。最初に現れるのが手水石でこの先には多聞寺跡の案内が置かれていた。

案内が置かれていた 歴史ある石段を登る
平坦な多門寺跡 大きな金属製の宝珠
 案内には真言宗の多聞寺は山号を医王山、院号を善逝院といい703年大内茂村の創建と言われ、本尊は薬師如来で越後の出雲崎の米山寺とともに日本の三北面の薬師如来と言われたものと説明されてる。案内を過ごし奧へ向かい、歴史ある石段を登れば多聞寺跡に着いた。
しだれ梅越しの展望 東鳳翩山からショウゲン山へ続く尾根

 多聞寺跡には大きな金属製の宝珠が残っていた。多聞寺跡からは北に樹間越しの展望が広がり、手前に姫山、更に北には東鳳翩山からショウゲン山へ続く尾根がシダレザクラ越しに続いている。多聞寺跡から先ほどの石仏付近まで引き返し、いよいよ今山へ続く急登に取り付く。

補助のロープを伝って急登へ向かう
ピークから一旦下る 鞍部から登り返す
今山山頂と山頂標識

 補助のロープを伝って急な斜面に向かい、目の前に現れる木々を手がかりに一気に高度を上げる。やがて平坦なピークに着けばこれが手前ピーク、一旦鞍部に下って登り返した先が三等三角点の置かれた今山の山頂である。山頂には新旧の山頂標識が木に掛けてあった。山頂からは周囲の木々の背が高く展望は望めない。

展望地には手製のベンチが置いてある 東に向かって展望が広がっている

 山頂の先へ向かって坂を下れば東に向かって展望が開けており、鳴滝方面が一望となっていた。しばらく展望を眺めて休憩を取り、下山を開始した。下山は元来た道を引き返すだけで、快適な尾根道歩きが楽い山行きだった。

道案内の石仏
穴の中に祀られた石仏
多門寺跡
宝珠
多門寺跡から眺める展望
今山山頂

山頂先からの展望