平家山・水晶山(岩倉山)周回 室ノ木コース (へいけやま・すいしょうやま)山口県岩国市

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2012年1月14日

岩国市医療センター →0:10→ 天理教教会横 →0:20→ 平家山

 →0:20→ 水晶山 →0:05→ 大谷峠(ヤブの尾根伝い) →0:20→ 桜ヶ峠

 →0:25→ 岩国市医療センター(大谷峠下のあぜ道経由) →0:05→ 桜ヶ峠

 →0:25→ 岩国市医療センター

全歩行時間 ヤブの尾根伝い 1時間40分  大谷峠下のあぜ道経由 1時間25分

 いよいよ岩国山周辺の最終段階。今回は「山口県の山(山と渓谷社)」の著者、中島先生と一緒に岩国市室の木地区から平家山・水晶山の山頂を踏んで大谷峠まで行き、大谷峠からは尾根を中央突破し、桜ヶ峠まで抜ける行程を採る。

 前回駐車した「麻里布町第四街区公園」の付近へ行き、駐車場を探すが車を置いた場所が分からない。公園の周囲を周回してみるが、やはり駐車場が見つからないので岩国市医療センターまで移動する。なお、この駐車場は無くなってしまったようだ。

今回の駐車場所は岩国市医療センター駐車場 しらかば園の分岐を左折

 岩国市医療センターを出発、東へ向かって進む。左にフィットネスクラブの「オーシャン」を過ごし、左にしらかば園を確認してこの分岐を左折する。そのまま突き当たりまで進みT字路を左折する。

T字路を左折 天理教の教会前を右折する

 この先で正面に天理教君の代分教会が見えてくるので折り返すように右折する。この道は「行き止まり」との案内が立ち、左には古い神社と鳥居を過ごす。右に2軒の民家を過ごすと竹林帯に入り、すぐに右折する。道なりに進むと、右には住宅地が見えてくる。

民家の先を右折する 明確な道が続いている

 少しの坂を登れば明るい場所に着き、背後を振り返ると眼下には木の間越しながら岩国市街の展望が広がる。すぐに直進方向と左方向への分岐が現れ、直進方向へ向かうと前回下山した場所へ向かうことになる。この方面からの登山の場合は、前回登山記の最後の説明を参照のこと。

左右にシダの茂る道を登る ワクワクする岩の道

 左の坂へ向かい、左右にシダの茂る明確な道へ取り付く。高度を上げるたび、背後に広がる展望はどんどん広がり、進行方向には大きな岩が増えてくる。この先にはまるでミニ右田ヶ岳のようなワイルドな岩道が続いている。

大岩の先に岩国市街の展望が広がる 大岩を迂回しながら登る

 少しの急登を踏ん張れば、眼下を見下ろす展望岩がいくつも点在していることに気づく。明るい展望を楽しみながら登ると、間もなく平家山の山頂に到着。眼下には岩国市街の素晴らしい展望が広がっている。わずか標高150mの低山ながら周囲に広がる展望はとても素晴らしい。山頂より周囲に広がる展望を眺めた後、平家山を出発する。北西方向へ進み二つめの鉄塔下から右方向へ続く巡視路を下る。

 なお、左方向へも明確な巡視路が続いており、こちらの道を採った場合、最初の鉄塔分岐は左へ進路を採り、そのまま道なりに下ると、桜ヶ峠から室ノ木三丁目交差点へ向かう林道大谷線の途中に出る。

平家山の山頂から眺める岩国市街の展望

 相変わらずの湿地帯を抜けると、すぐに室の木から大谷峠へ続く道へ合流する。平家山の分岐から少し北へ進むと右手に水晶山への分岐が続いている。少しの坂を進むとワクワクするような大岩が現れ、岩の間を抜けると鉄塔下を通過、間もなく広く平坦な水晶山の山頂へ到着する。

平家山から下る 水晶山へ向かう
平坦な水晶山の山頂 水晶山から眺める展望

 四等三角点の置かれた山頂からは、宮島方面や岩国市街の展望が広がっている。周囲に広がる美しい展望を眺めて山頂を出発し、大谷峠へ向かう。足下に真砂の美しい道を眺めながら進むと、すぐにT字路の分岐に出合い、分岐を左折すれば大谷峠へ到着する。峠に置かれたお地蔵様に参拝し、いよいよ大谷峠から桜ヶ峠へ向かって尾根を突き進む。

真砂の道 大谷峠から尾根へ向かう

 尾根に取り付くと、疎林の中は意外に歩き易く、何の苦労もなく進むことができる。これは大丈夫だと安心し掛けた頃、前方はシダの茂る道となり、直進するのに難渋し始める。少し歩きやすくなったかと思ったら、前方は倒木によりふさがれていた。この先直進するのは困難と諦め、左下方向へ一旦迂回し、再び尾根へ戻る。

最初は快適な道が続く シダをかき分け進む

 進行方向には性悪なヤブが立ちはだかり、少し進むのにも難渋する。やがて前方が開け、眼下に懐かしい桜ヶ峠が見えてくる。これで本日の目的は達成、駐車地の岩国市医療センターへ向かって下る。

倒木等に難渋する 無事に桜ヶ峠へ到着

 この先は何の心配もない林道大谷線の舗装道を歩くか、旧道を歩くかの選択となる。林道の左から続く旧道はよく踏まれており、最短距離を快適に下ることができる。やがて舗装路と合流、しばらくの舗装路歩きの後、左に巡視路が見えてくる。この巡視路は平家山の山頂から北へ向かう際、二つ目の鉄塔先を左に下りた場合に着く場所である。

旧道へ向かう 快適な旧道

 この先で、舗装路と分かれ旧道を通れば、それこそあっという間に駐車地へ到着、平家山と水晶山へ登り、大谷峠から桜ヶ峠までの尾根を歩くことができた。但し、この尾根道はヤブを漕いで中央突破をするほど価値のある道ではなかった。この道に対する素直な感想である。

舗装路と出会う 巡視路との合流点

 一般には大谷峠から更に北へ進み、舗装路手前のあぜ道を通れば5分で桜ヶ峠へ着く。従ってヤブに向かって無理をしない方が快適で安全である。

大谷峠から少し下りあぜ道に入る 快適な道が続く
途中からコンクリート舗装となる 大谷峠から5分で桜ヶ峠へ到着

 前の山 高尾山・小仏城山・景信山・陣馬山縦走 を見る

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県岩国市 水晶山 登山口付近のMAP

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