厚保 草場山(あつ くさばやま)山口県美祢市

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2013年 3月 5日

登山口 →0:20→ 大日コース合流点 →0:20→ 山頂 →0:20→ 登山口

全歩行時間 1時間 0分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山口県美祢市の山歩き、今回は厚保町にそびえる草場山へ向かう。中国自動車道の美祢西インターを登山の起点とすれば、インター前から県道を東へ進む。間もなく現れる熊野神社への案内に従い分岐を左折、そのまま道なりに進むと、熊野神社への案内看板が見えてくる。

熊野神社の案内に従い分岐を左折 熊野神社方面へ左折

登山口の熊野神社

 この分岐を左折し、道なりに奥へ進めば登山口の熊野神社へ到着する。まずは熊野神社へ参拝、この神社は天歴5年(931)紀州熊野本宮より勧請、修験の霊場として知られ、西行法師も参拝して「熊野なる 御影の滝の白糸を 繰返しては けふも暮しつ」と詠んで奉納したと伝えられるとのこと。なお、神社の西にはお滝場もあるようだ。

南斜面のシダの道に入る シダの勢いは弱い

 草場山への登山口は神社から少し戻り、下の駐車場の手前から南斜面へ続く道へ向かう。この斜面にはシダが繁っているものの、シダの背は低く、大して苦にはならない。急な斜面につけられたジグザグな道を辿るとすぐに尾根を越え、この先から山腹につけられた明確な道を緩やかに下る。

谷に着き沢沿いを上流へ向かう ワイルドな道を進む

 すぐに谷へ着くので、沢沿いを上流へ向かう。倒木の残るワイルドな道だが、迂回できる場所が多く、ルート探しを楽しみながら緩やかに高度を上げる。一箇所倒木の多い場所があり、この難所は背を低くしてすり抜ければ大丈夫。

左右の分岐は左の沢沿いを採る 峠へ向かって坂を登る

 やがて沢は左右に分岐するので左の沢沿いを進む。前方に峠が見えてくれば、疎林の中を進み、着いたところには「村有林」の石柱が立っている。反対側には大日コースと思われる踏み跡が続いており、この峠を左折して南へ向かう。

峠には村有林の石杭が立つ 杭の立つ場所で右折
左植林帯、右自然林の植生 岩のある尾根道に着けば左折する

 平坦な尾根道をわずかに進むと、進路は右へ変わり、この先から左植林帯、右自然林の明確に区分けされた植生の間を進む。一旦わずかに下った後に登り返すが、坂の傾斜は次第にきつくなる。

岩のある場所で左折 村有林の石杭の場所を右折

 この付近が本登山中一番の踏ん張り処で、この坂を登り切れば、岩の多い尾根道へ着く。この岩のところで進路を左に採り、植林帯の下を進むと地積調査の杭と「村有林」の石杭が立っている。

広く平坦な場所に着いたら左折 平坦な道を南東方面へ進む

 石杭の所で進路を右に採り、20m程度進むと広く平坦な場所に着く。ここで左へ続く踏み跡を確認し、ほとんど平坦な尾根道をわずかに進むと、三等三角点の置かれた草場山の山頂へ到着する。

広く平坦な山頂 木の間越しの展望

 広く平坦な三角点付近は綺麗に伐採されているが、周囲の木々の背が高く、展望を得ることはできない。もう少し南東方向へ移動すると、木の間越しに中国自動車道、その上に山脈を眺めることができた。山頂にて小休止の後、元来た道を引き返す。

草場山の山頂風景

 登山口から谷へ至る道はわかりやすく、谷から沢を詰めて行けば、峠までは道成りに行くことができる。途中の倒木の箇所をすり抜ければ大した苦労はない。当日は峠へ着くと、目印のテープが山頂まで続いており、簡単に三角点を踏むことができた。

熊野神社

美祢市指定天然記念物 熊野神社の大杉

草場山山頂

 前の山 江下山 を見る

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県美祢市 草場山 登山口付近のMAP

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