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旧出雲街道 根雨宿を訪ねて

平成20年11月3日

 日野町に入ると旧出雲街道根雨宿の標識が立っていました。もう遅い時間でしたが、少し寄り道をすることにしました。

南無妙法蓮華教の石碑

 まず現れたのは以前砺波峠で見たことのある南無妙法蓮華教の石碑です。側にはお地蔵様も並ばれており、宿場道に出入りする場所にあることに意味があるようです。昔は旅に出ることは命がけだったのでしょう。

出雲街道根雨宿 備中屋

 江戸時代に出雲街道は上方往来として松江候の参勤交代路となり、根雨はその宿場町として発展し栄えました。本陣、お茶屋、問屋を始めとして駅馬、駕籠、渡守のいる舟場もあったそうです。

根雨宿

 根雨宿の近藤家は、江戸時代から昭和初期までたたら製鉄で栄えた旧家です。現在の屋敷は、明治初期に建てられたもので、広壮、重厚な趣を感じるみごとなつくりです。

 

本陣の門

 日野町指定の有形文化財、本陣の門です。出雲藩士は参勤交代の途次、根雨に宿泊することを常としました。これは、当時を物語る門です。

根雨宿 勝瀬

水琴窟

 町並みを眺めていると水琴窟を見つけました。受け皿に水を注ぐと澄んだ音色が聞こえてきました。

癒しの水音 水琴窟の説明

祇園橋

 板井原川に架かる祇園橋です。祇園の森に浮かぶ根雨神社周辺は平家物語などで知られる武将、長谷部信連公が京都の文化を真似て造ったと伝えられています。

根雨神社の大鳥居

根雨神社に参拝

 

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